レッスンをしていて思うことがあります。
あの人にはできて、私にはできない原因はなんなのか?
現状の自分には満足できておらず、何かを探している人が多いです。
声の出し方や立ち居振る舞い、
何か違うのはわかっているんだけど、
何が違うのか自分ではわからない。
ヒントが欲しくてレッスンに通う。
それは、些細なテクニックだったりもするし、
もっと大きな人生を変えるような根本的な考え方だったりする。
ある生徒さんが、カラオケに行って、転調するところの音がなかなか取れないんです。
と言われてレッスンしていた曲がありました。
まずは、リズムのカウントが間違えていた。
休符が1拍なのに2拍だと思っていたことからのズレだったりする。
それはクリアした後、転調した後のメロディが、全然違う低い音からスタートしていた。
転調しているから、闇雲に音を取るのではなく、転調する前の音からどのくらい離れた音を歌うのか確認をする。
そうすると、転調する前の最後の音と転調した後の最初の音が、全く同じだったんです。
前の音を頭の中に残したまま、転調してもその音を出せばいいだけ。
それを覚えて帰ってもらいました。
すると、次回来た時、よく通っているカラオケ喫茶で歌ったら、
いつも批判的なことを言ってくる人々は、俯いて何も言わない。
隣に座った人に言われたのは、
以前、同じ曲を練習していたが、難しくてやめたんだ。
それをこれくらい歌えるなら、もう十分!100%だよ!
と言われたとのこと。
私にとっては、ほんの些細なことを伝えただけなんだけど、そのヒントが、周りの反応を大きく変えました。
練習したら変化していく人を目の当たりにして、今まで上から目線でアドバイスしていた人も何も言えなくなってしまった。
ご本人は気づいていない、その人の魅力を伝えたり、
気づかない間違いを伝えてあげると、みるみるうちに変化していきます。
声は、人生観がでる。
楽しいことばかり考えて生きていきたい人は、ハツラツとした声を多く使う。
自信なく過ごしている人は、弱々しい声を出す。
それぞれ個性なので、それを活かすもよし。
変わりたいなら、違う声の出し方をお伝えします。
このお仕事は、本当に楽しい。
人の人生を自分の得意なことで、より良いものにできることは、自分の人生をも充実させてくれます。