(クレペリン検査の愚痴)※読みたい方のみ
本編に挿入するつもりでしたが、エラーで入らずこちらに載せます。クレペリン検査については第三章を参照ください。
警視庁の二次試験が近づいてきましたね。クレペリン検査は大事です。苦手な方は対策を‼︎
ちなみに、私のクレペリン検査では、ギザギザの非定型です(笑) 計算量を増やすことである程度はカバーできるので頑張りましょう。
正式名称は「内田クレペリン」です。
はい、お気付きになられた方もいるかと思います。
日本の学者が作りました。
日本らしい検査ですよね。
みんなと同じことがいい
みんなと違うことはダメだ
とても、日本らしい発想です。
違いや個性を利益として活かせない、日本社会の風刺を具現化したようなものが「内田クレペリン」です。
そもそも、心理テストとは多数の平均値を基準に、人物を評価していきます。ですので、平均値から離れた性格や能力を持つ人間は自ずと心理テストによる恩恵を享受することができなくなります。心理テストとは「Aという傾向がある人物は大多数の平均からBとの行動をだろう」との考え方に基づき評価を下すものです。ですから、平均的な人物程、心理テストによる信憑性は高まります。
このように、従来の心理テストはあくまで、性格診断の上での、信憑性の有無が問題でした。
しかし、「内田クレペリン検査」は、そこに定型、非定型の概念を持ち込みました。つまり、心理テストによって恩恵を得られない人物を非定型として一律に分類分けしたのです。
本人に、その意思があったかどうかは不明ですが、少なからず就職試験で内田クレペリン検査が活用されていることから、性格や個性の価値付けを促進した悪しき検査と言えます。私は、性格に良い、悪いはないと思います。
みんなとおなじような平均的な人間も、みんなとは違った個性的な人間も、これに優劣はありません。どちらも素晴らしい個性です。
内田クレペリン検査は、
「みんなができることができない人はおかしい、ダメだ」
これを見極める試験です。
逆説的に捉えるのであれば、
「みんなができないことができる人はおかしい、ダメだ」
と、なります。
「みんなと違うからダメだ、みんなと同じでそれがいい」
このような、非常に、ショーモナイ、検査です。
むしろ、内田クレペリン検査が苦手な方は、他者とは違う個性や才能があるのだと自信を持つくらいが丁度良いです。そして、内田クレペリン検査で合否を下すようなショーモナイ企業や会社、公務員なんかに就職しないほうがいいです。だって、ショーモナイないので(笑)
ここまで、内田クレペリン検査をこっ酷く批評しましたが、警察官のような官僚制を維持させるためには、有能な検査ではないのでしょうか。
警察官たるもの権威に従い従順でなければなりません。
ですから、「みんなと同じでそれがいい」この精神は官僚制たる警察官には欠かせません。
みんなと同じことが素晴らしい。価値が高い。
みんながユダヤ人を嫌いだと言っている。ユダヤ人は勤勉で金持ちで妬ましい。みんながユダヤ人を殺せと言っている。みんながユダヤ人を虐殺している。なら、僕もユダヤ人を殺害しよう‼︎
私は、このような、原理が正しいとは思いません。
しかし、官僚制を維持するような人間とは、このようなタイプの人間なのでしょう。
彼らはきっと定型であって、心理テストでは平均的な素晴らしい人間なのです。
クレペリン検査の対策・落とされる原理
こちらから