1200年の歴史をもつフェズは、モロッコの思想・宗教・芸術の中心地で、
西暦808年、ベルベル人ムーレイ・イドリス2世によって たてられた
初の王朝イドリース朝 の 首都がおかれたところ。
一度迷うと出られない
という 世界最大のメディナ(旧市街)「フェズ・エル・バリ」が有名で、
世界一複雑な迷路
と言われ、ユネスコの世界遺産にも指定されています。
丘に差し掛かる坂道が、どこへ続くかわからない細い道に色々な店があり 商品を並べていて
家々が密集し迷路と化しています。
まず、フェズ最大の門「ブー・ジュルード門」から、迷宮に入ります。
迷ってしまうので、オフィシャルガイドという人がいて、首からライセンスをさげたガイドさんたちが、
さかんに呼び込みをしています。 私たちは、ガイドさんなしで挑戦します。![]()
ブー・ジュルード門(表) 青いです。
ブー・ジュルード門(裏) 緑色です。
スークは楕円形に道が一周しているので、左の道で行けるとこまで行って、
ザヴィア・ムーレイ・イドリス廟まで行って、右の道で戻ろうってプランです。
時間的に行けなかったらショートカットして戻ることにしました。 今日はカサブランカに移動するので、
タイムリミット 14時です
。 お昼ごはん
は進み具合・迷い具合で、食べられるか~。 いざ、出発~
。
食料品のスークがならぶ地区を通ります。 モロッコはオリーブが多くって美味しい
。
ここにも 色々なオリーブの瓶詰めが並んでいます。
オリーブ屋さん
お肉屋さんも専門店に分かれているようです。 鶏肉
・羊肉
・加工品...等々。
そんなスークを奥に進むと 14世紀に建てられたマリーン朝最大の神学校 「ブー・イナニア・マドラサ」に
出ました。壁面の幾何学模様の彫刻やタイルがとても繊細です。
看板
出入り口の上のアーチ部分も細かい彫刻で埋め尽くされています。
彫刻とモザイクタイル
出入り口の彫刻
中庭は、大理石をひきつめてあり、中央の水盤は 学生がお祈りの際に身を清めるためのものです。
今日は、水盤の水を ねこが首を伸ばして 飲んでいました。
神学校のねこ
再び、お店の並ぶ通りに 出ます。
下の写真の ふにゃっとした たらい みたいな形のもの なんだと思います?
右側には上から薄茶の物が下がっていて、左側の壁(手前)には、たくさんのカラフルな物が掛けられています。
革でできていて、直径は35cm位から70cm位まであります。
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答は、こちら。
一番奥にたたんだもの。 手前は使う形です。
下の面がファスナーで開いて、中に使わないタオルとか 季節外れの衣類とかを入れて、
スツールとして使います。
おおー、面白いアイデア。 モロッコでは定番のものだそうです。
皮製の収納スツール
友人が 「買う
」 っていうのを お手伝い。 どの色か悩む友人に、職人さんの作業場から、
「こんな色もあったよーー」って勝手に出してきて並べちゃいました。 ![]()
値切って...値切って...最後の一声は....
「うふふ。私が出してきた色が売れたから、私の働いた分、あとちょっとまけて~![]()
」
職人のおじさんも笑っちゃって 「OK
」 って。 あはは。
作成した革職人さんが、サイド面の地模様として、型押しするための型とともに 誇らしげに
でも、ちょっとシャイにポーズ
。
革職人 と スツール と 押し型
職人さんの作業場所の集まっているスークには、モロッコ陶器のお店もあります。
モロッコ陶器
そして、さらにスークを進みます。 ここまで迷わずにどうやら地図の通りに来ているようです。![]()
道幅は狭く、荷物を積んだ ロバ がすぐ横をすり抜けるように通っていきます。
ロバの荷物が大きいと 歩く人は 横によけて、道をゆずりながら 歩きます。
働くロバ
ロバは、日本でいうと軽トラックみたいかな...いろんな荷物を積んで、 あちらから こちらから
通り過ぎていきます。
そして、おとなしく 道端で待機もします。 うーん、ロバの縦列駐車...縦列駐馬 かな。
スークの中で待機中のロバ
サファリーン広場に出ました。 順調・順調.。。。
サファリーン広場
迷わず、時間も十分に目的地まで来ています。 途中、地球の歩き方の地図にはない道や 三叉路も
たくさんあり、路地を少し入っちゃうと 戻る方向がわからなく、 えー、どっちだろう
って思ったことも何度も。
ガイドブックの地図を見てキョロキョロしているジャポネに 周囲のたくさんの現地の人が
「モスクはあっちだよ」 とか
「○○はあっちだよ」 とか 声を掛けてくれます。
でもね、それに惑わされず、「私達、左の道を進んでるの。左の道はこっちでいいの?」って聞いて、
ちゃんと戻って進みます。 左の道・右の道で通じるんです。
結構来ているので、奥のカラウィン・モスクまではいきましょ~。
カラウィン・モスク
では、ここらで、戻ります。
「ザヴィア・ムーレイ・イドリス廟」に向かいます。
ザウィアとは修道院のことだそうです。フェズのメディナを建造したムーレイ・イドリス2世のお墓があります。
かつては、ここに逃げ込んで来たイスラム教徒は犯罪者でも保護されたという駆け込み寺だそうです。
いまだにフェズのメディナのなかで最も聖域とされているところで、イスラム教徒以外は入場できませんが、
入口からお祈りをする様子を見ることはできます。 もちろん、写真は禁止です。
でも、横の壁の小さな穴に手をあてて、お祈りすると願いが叶うそうです
。 さっそく、みんなで順番に。。。
お願いごと中
さて、右道を戻ります。
「ネジャーリン広場」に到着です。 ネジャーリンとはアラビア語で 大工たち という意味だそうです。
大工さんの仕事場もあります。
右側に見える泉のモザイクタイルがとってもキレイです。
左側の扉は「ネジャーリン・フンドーク」、フンドークは 宿 という意味で、1Fが厩舎、2Fが宿舎だったそうです。
ネジャーリン広場
世界の迷宮で迷わずに踏破できそうです。
あー、お腹もすいてきたし、お昼たべることにしましたー。 ![]()
その他の面白いお店たちをご紹介します。
スカーフの展示。。おもしろーい
ここにもバブーシュがありました。
えー、○ィトンとか バー○リーって、バブーシュ作ってるかなぁ。
バブーシュ






















