土曜日の講演会で思ったこと。
詩は共感、発露、そして、いやしであるということ。
なぜいつも、最初の詩の朗読からお客様が涙を流すのか
その理由があまり分からなかった。
でもおとといは感じたの。
私の詩に、皆さん、ご自分のお心を投影しているんだ。
ときには、自分でも見ないふりをしていた感情を発見しているんだ。
「あのとき、本当は悲しかった。苦しかった。」…と。
そして涙がそれを洗い流してくれる。
共感 → 発露 → いやし
朗読に耳を傾けている間に、これが起きているんだ。
そして、そこには私の詩を信じてくれるという土台が必要不可欠。
だから思った。
苦しいとき、悲しいとき、詩を書いてきてよかった。
あのとき書いた詩たちが力を持っている。
あれは、すべて、真実の言葉だから。
***
そして第二部の座談会では、みんなでいっぱい笑うの。
涙を流してすっきりしたあとだからね。
***
今日も大事な人が最高に楽しい日を過ごすことを
空に太陽に祈りましょう。