三姉妹の末っ子りりは、ドラベ症候群。
6歳3ヶ月です。母が日々を綴ります。
りりの就学問題についての覚書です。
地域の学校の現状を見れたことで「いろんな意味でりりにはハードルが高そうだ。」と感じた私は、支援学校の説明会を予約しました。
りりは小さな頃から一緒に闘病しているお友だちがいます。同じ病気で同じ病院をかかりつけにしている同級生のじんちゃんです。
↓初めて会った時
↑今年のふたり
じんちゃんとは園も一緒なので、ママといろんな話をします。ここ数年は、お茶してても最後は必ずと言っていいほど就学問題について話すことが多くて、とても心強い存在でした。病児を育てていると、こんな風に同じ境遇のお友だちと情報を共有することが大切なんだなと再確認しています。いつもありがとね。
ですが、ふたりは同じ病気でもタイプが違うところも多く、だからこそお互いにいろんな角度で見ることができたような気もしています。
さて、まずは肢体不自由児の通う支援学校を見学に行きました。
まず驚いたのはその広さです。通う児童の大半がバギーを使用しているので、廊下も広く、お教室も机が並ぶというよりは、スペースを広く取っている感じでした。次に驚いたのは、先生の数です。聞くと、クラスの生徒の数➖1人の大人がいるそうです。8人のクラスなら7人の先生(もしくは看護師さん)。この学校の肢体不自由児の多くは医療ケアが必要で、マンツーマンで対応しているということがわかりました。
りりのようにふらつきがあるものの歩行を獲得している児童は1割〜2割といったところでしょうか。全体的にゆったり、先生方も落ち着いて子供たちと向き合っている様子が伺えて、穏やかな時間が流れているように感じました。
次に、知的の支援学校へも伺いました。
肢体不自由の学校とは明らかに違う、賑やかで活気ある空気に包まれていました。地域の学校と同じように黒板や机と椅子があって、10名ほどのクラスに先生が3.4名といったところでしょうか。印象的だった出来事がひとつありました。別のお部屋から泣き声が聞こえたので見ると、何か苛々を抑えきれずバタバタと暴れているお子さんがいました。先生は、無理に止めることなく、危なくないようにマットをさっと敷いて、落ち着くまで安全に見守っていらっしゃいました。何が正解かわかりませんが、対応されている先生の表情が優しく、きっとこの子にとって1番いい方法なんだろうなと感じました。
あとは、先生方同士の声がけを何度も拝見して(私が見た限りでは)仲良いなー、きっとすごく協力、連携されているんだろなと感じました。
支援学校のイメージが想像以上に良くて、これならどちらの学校でも、比較的安心してりりを通わせられるなぁという印象を持ちました。
もちろん、まだ発作対応など大事な話はしていません。次のステップは、教育相談です。
続きます。