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三姉妹の末っ子りりは、ドラベ症候群。
2歳2ヶ月です。母が日々を綴ります。
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去年の年末、素敵な若者が私の元へやってきてくれました。いいえ、私の元というか、ドラベっ子たちの元に。

その時のblog↓
簡単に説明すると、ドラベ症候群家族会の年に一度の集まりにボランティアで来てくれていた学生さんが、訪ねてきてくれたんです。

数日前、オープンと同時にあの可愛らしい笑顔の彼女が、久しぶりに店先に立っていました。

わぁー、また来てくれたのね!と、カウンターで調理しながらお喋り。
大学4年生の彼女は、あの後就職活動を頑張り、内定をもらったそうです。

「あの家族会の経験から、やっぱり医療ケアの必要な子たちに関わりたいと思い、地元の施設に就職を決めました。」と、報告してくれました。

まぁ…

うまく説明できないのですが、私の中でじわーとこみ上げるものがありました。

寄り添ってくれる人がいる。
寄り添おうとしてくれる人がいる。

それは、私たち病児の家族にとって、とても幸せなことです。そのきっかけが、私たちの家族会イベントだった、というのも嬉しいことです。

その場を0から作り上げてくださった理事の方々、我が子のことに常に一生懸命なお父さんお母さん、普段から優しい気持ちで病児と共に生きるきょうだい児…そして、家族と一緒に闘う医療関係者の皆さん、そんな関わる全ての方の姿を見て、そう決意してくれたんですね。

ありがとう。

帰り際に「これ、遅くなっちゃいましたが、りりちゃんのお誕生日プレゼントに。」と、絵本を手渡してくれました。

彼女が施設実習で読んだ本の中で、一番子供たちに人気のあったものを選んでくれたそうです。
「りりちゃんも好きになってくれたら嬉しいです。」と。

志高い若者よ、大きく大きく羽ばたいてね。
いつまでも応援しています。