*愛娘りりは、ドラベ症候群。日々を母が綴ります。*

去年の今頃は、私のお店に仲間が集まってくれて「出産頑張ってね!会」をしてもらってました。別の名を「しばらく出れないから、最後の晩餐会」とも言います。笑

出産予定日より10日以上も前だったのですが、帰宅したその数時間後に陣痛がきました。

2017年7月10日朝の6時。
なんだかおなかが痛い…あ、陣痛かも…と、さすがに三人目の出産ともなると、ピンとくるものですね。
隣で寝ている主人には確信が持てるまで言わずに、ベットの中で横になっていました。
7時前、熟睡している主人に「おはよ…陣痛だと思う。」と伝え、間隔がすでに10分切っているので、病院に連絡。経産婦なので、準備したら来ていいですよと言われ、すぐに病院に連れて行ってもらいました。

色々な手続きを済ませて、そのまま分娩室へ。

順調に陣痛が進み、11時頃先生に「もうそろそろ産んでもいいよ。」と言われ、助産師さんに子宮口の開きを確認。「うーん、まだ全開ではないんだよね。どーする?産む?」と聞かれます。

実は、2度の出産を経験している私は、出産時にしっかり子宮口が開くのを待つことによって、出産はもとより、産後の肥立ちがすこぶる良かったので、事前に助産師さんにそのことを伝えてありました。

そこから2時間、子宮口が全開になるまで、ひたすら痛みに耐え、痛さの限界がきたときに、無理なく自然に生まれてきました。それが、りりです。

出産は、雪のイメージで迎えるといいと聞いたことがあります。雪、それは陣痛です。
深々と降り積もる雪…繰り返しくる痛み
雪がどんどん降って、静かに降り続けて、そしてやっと綺麗な白銀の世界…赤ちゃんと会えるのです。

赤ちゃんが生まれてくるには、必ず陣痛が必要です。痛みを怖がらないで、受け入れる。痛みを逃してはいけない。それが、自然な流れなんだと教えていただきました。

私は3回の出産、全て安産でした。
それは、産前にこのイメージがしっかりできていたので、陣痛がきたら「どんどん痛みが来ないと生まれない。怖くないよ。さぁ、来い!陣痛!」と嘘みたいなことを真剣に自分に言い聞かせることができたからだと思います。

そして、実際に経験して、産むことよりも、しっかり産む準備が整うまで我慢することが大切だということも知りました。

なんとなく、今日はそんな自分の体験を綴りたくなりました。これから出産される方に読んで欲しいなぁ…なんて思います。

さて、りりのお誕生日は明日ですが、明日はパパがお仕事で帰りが遅いようなので、ささやかに前夜祭をしました。


蒸しパンとウェハース、桃ペーストで小さなケーキを作りました。
家族にもケーキを買って、そのケーキにつけてもらったチョコプレートを、りり用に書いてもらい横に添えたら、なんとなくいい感じになりました。
(さすがに、チョコは食べさせてないですよー😅飾りです!)
そして、食べないりりにしては珍しく、3分の1くらいは食べてくれて、母孝行してくれました。

このところの地震、大雨…自然災害の怖さをメディアで観る度に、家族で一緒に過ごせることが、当たり前のことではなく、とても幸せなことなんだと痛感しています。
被害に遭われた方々の、1日でも早い回復をお祈りするとともに、自分は何ができるのかを考えていきたいと思っています。