2日目。カプセルホテルは朝食も無料でついていた。フワフワの厚切り食パン(ハーフサイズも選べるように置いてある優しさ)、日替わりのデニッシュ(初日はパンオショコラ)、生卵、ゆで卵。これらを自由に取って利用する。
例によってコーヒーは無料マシーンで。
ホテルの朝食ルームと違い、館内着ののまま利用できるのも楽である。
この日は姉家族はUSJに挑むらしいので別行動。ディズニー以外のテーマパークに興味が無い私は、わざわざ激混みの中高額チケット代を払う気になれなかったのだ。
となると 京都か奈良か。京都も前日の激混みを思うと怖気付いたのと、これまで散々周りまくった経験から、新しい発見を求めて奈良にした。
奈良でまだ行ったことない場所の一つ、法隆寺に決めた。
ホテルを出ると前日に増して快晴。雲ひとつなく、朝のひんやりした空気のなんたる気持ちよさ。
大阪駅から大和路快速で奈良行きに乗り、約45分ほどの法隆寺駅で下車。
斑鳩 いかるが という町。
名前というか、字がかっこいいね。
ノープランで来たけど、法隆寺は駅前にあるわけではなく、20分ぐらい歩くようだ。
駅前もすでにのんびりモードの奈良の空気に、京都のオーバーツーリズムとのギャップにあっけにとられる。
ひたすら田舎道を歩くこと ポツポツと外国人らしく個人旅行者が現れた。
インフォメーションセンターに到着。
そこからまもなく 法隆寺。
日本人の年配の方々のツアーが到着してて、これぞ古都の観光地という平和な空気を醸し出してました。静かだからガイドさんの声がめちゃ響いていた。
五重塔より高い建物など一切無い、遠くに山が見える環境は非常に尊い。悠久の時間に想いを馳せる。
法隆寺は建立から1400年建ち続けてるようです。世界最古の木造建築。戦争も天災も乗り越えてそこにあるというのは、そのものが安定の象徴ではないか。
京都とは同じシステムのレンタサイクルがあったので、1時間ほど周辺も散策した。これがまぁ気持ちよかった。
桜の木や菜の花畑、鯉のぼりが泳ぐお庭、変わらぬ日本の原風景 そして突如ジミに現る古墳。かわいらしい田舎にココロ癒され、また大阪の宿のサウナを楽しみに帰った。