
さあどこでしょう?

そう 両国です。
江戸東京博物館に行って参りました!
最近やっと JIN と 篤姫 を観た私のブームは 江戸!
館内入ると迎えてくれたのは
徳川家康の全国道路網整備計画の際に架けられた初代の橋、日本橋でございます。
本物は50メートルで、こちらは25メートル分だそう。

今現在のものは石ですが
こちらはもちろん木

宮大工さんが6ヶ月もかけて館内に造ったんだって!
橋っていうか、芸術品。

すべての道は日本橋から一里二里と・・
東海道はここから京都の三条大橋まで・・・
そんな美しい日本橋を渡る途中眼下に見えたのは
こちらも現物大の中村座だい
600人ぐらい収容できる最大の娯楽場

こちらは大名屋敷
門の彫刻や色がとてもきらびやかで
当時の江戸がどれだけ美しい町だったを想像することができます。

三井越後屋
今の三越です。

ガイドさんの説明聞いてたら
日本人の商売根性の原点ここにありでした。
商売が滞った時こそ、それをチャンスに変えて生きて来たんだって。
そして庶民の生活
日常の辛いことを忘れ
明るく生きる江戸の人の様子を見てたら
いつの世も人は一緒だなーと
やたら江戸が身近に思えました

建物や職人ワザ、芸術文化に対する意識の高さにも感心しまくりです。
本や印刷物ももちろんですが手作業で版画で作成
こちらは今で言うプロマイドのようなもので
お相撲さんなどのみんなのアイドルの絵を売ってたんだってー。

最後は大正~昭和までも展示
こちらは銀座交差点にあった朝野新聞社

260年も平和な時代が続いた江戸には
日本人であることを嬉しく思うような美や
現代にも通じる大事なヒントがたくさん感じられました。
・・・なんだか小学生みたいな感想になっちゃうけど
とにかく充実してたしおすすめなので、みなさま実際に行ってみてくださいな。
複雑な生活の中で何かに迷ったりした時は、原点回帰がいいかもしれませんね。
時計を持っていなかった江戸の庶民には
お寺の鐘が時報だったんだって。
騒音も高い建物も無い町だから
江戸の7割にその音が響き渡ったそうだよー。
そしてこちらは現在の日本橋

国の重要文化財でありながら
首都高に覆われてしまっているのが現状でありまして
とてもとてもとても考えさせられました。
これを見た外国人は、さぞかしがっかりするんだろうねぇ。
あ、そうそう
今回はボランティアガイドの方に案内してもらいました。
他にも英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語などもあり 充実!
勉強して、英語とフランス語のボランティアガイドやってみたいなーと思いました。
日本の知識付いて、語学話せて、外国人に喜んでもらえるなんて最高じゃんね。