酒井順子さん著
「老いを読む 老いを書く」
を読みました![]()
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高齢者ではないものの
老いが視野に入ってきた
私くらいの年頃の人もまた、
老い本の読者である。
(おわりにより)
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と、書かかれており
なるほど
タイトルを見て
内容を知りたくなったのも
うなずけます![]()
60代からの生き方、生活は
50代の私にとって
気になるところですもの。
さて、
読んでみると
“老い”をテーマにした
”老い本”の変遷や
“老い”に対する考え方の移り変わりが
述べられています。
小説『楢山節考』が世に出た
昭和32年当時の
日本人の平均寿命は
男性63.24歳
女性67.60歳とのことには
驚きました〜![]()
えー
今とは全く違う人生設計だったんでしょう。
対して現代は
「60代ー老人界のフレッシュマン」
と酒井さんは書いておられます。
60代は
人生のステージが変わる年代であり
健康、投資、料理、心の持ち方などを
アドバイスする本がたくさんある、と。
うんうん、そうかもしれないなあ![]()
本屋さんでよく見かけるもんねー
そして
老いの重大問題の一つ
「老後資金」については
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何歳まで働くか。
老後のためにいくら貯めるか。
そして何歳から年金を受給するか。
……それらはおそらく、
人生最後のギャンブルとなる。
(本文より)
・・・・・
と書かれているのです![]()
ギャンブルなのか!
そうか![]()
と納得しちゃいました。
老いをどう生きるか、を
“老い本”とともに考え
不安や心配を手放して
豊かな生活を送りたいな![]()
“老い本”界に注目ですね![]()

