すこんばんは。
野原カオルコです。
GWはいかがお過ごしですか?
天気に恵まれ、どこもたくさんの人でにぎわっているようですね。
昨日は『風かたか 標的の島』をポレポレ東中野へ観に行きました。
予告編
三上智恵監督の3作目、いつものように力と祈りが込められています。
カオルコは冒頭の古謝美佐子さんの三線の弾き語りから泣きっぱなし状態でしたから、ジェットコースターに乗ったあとみたいに、へろへろと脱力感でおぼつかない足取りで映画館をあとにしました。
何度も泣きが入り、何にココロを動かされて涙腺がゆるむのか、場面を見ながら考えました。
機動隊員が、無慈悲に非暴力の人々を排除する場面ではなく、その土地に生きる人たちの生活や尊厳が踏みにじられ、でも、諦めない、命がけの、文字とおり魂からの叫び、怒りを感じた時でした。
ワタシは、抵抗運動とは、国家権力や、植民地支配をする権力への怒り、と捉えていました。
映画に登場するのは、ほんとうにふつーの生活者。
子どもを持つ若い世代の親や、沖縄戦当時は子供で、家族や親戚を失い、未来の世代のために2度と同じことを繰り返さないために声をあげる高齢の人たち。
もちろん怒りや贖罪の気持ちもあるんだけど、その根底には愛、とくに家族への愛があるんだよね。
パレスチナでも、先祖からの土地やかけがえのない家族を奪われたことが、世代から世代へ抵抗と、いつか帰還するという希望が引き継がれてゆくのだ。
権力は、いつになったら目覚めるんだろう。
決して諦めることはなく、歳月は年輪のように思いを不動なものにするということに。
映画では、沖縄本島だけでなく、宮古島、石垣島での自衛隊配備が着々と進行してゆく状況を写します。
先日復興担当大臣の東日本大震災、東北でよかったよね発言がありました。
72年前の沖縄戦は、本土決戦の時間稼ぎのため捨て石にされ、持久戦に持ち込み県民の4分の1が亡くなり
いままた、南西諸島に自衛隊を配備し、前線基地化されようとしていて
沖縄だから、いいよね。って政治家だけでなく、わたしたちのココロのなかにも潜んでいるようで身震いしてしまう。
さいごのシーンは七尾旅人さんの歌がしみじみと流れます。
自衛隊員が戦争で犠牲になる日。
亡くなった自衛隊員はどんな人だろう。家族は?人生は?とかたりかけてゆきます。
想像しなきゃだめだよね。
自衛隊員だって人間で、大切なイノチだってこともだし
話が飛んじゃうんだけど、
福島で除染された土が入った黒いビニール袋って、いつまで放置され、どこで、どうやって処理されるんだろうとか。
ニュースで原子力産業の求人への学生の応募が減ってきているって聞いて、廃炉作業大丈夫かなとか。
数学とか政治みたいな小難しいことではなく、庶民感覚がいいんじゃないかな。
あれってどうなってるんだろう。って。
モノゴトのはじまりから終わりまで、想像するのに。
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