初詣 ~北野天満宮、奉納算額~ | あべしんのブログ

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京都・奈良・滋賀。寺社、古墳、花……、史跡をぶらぶら散策するおじさんの日記です。
京都市内は、ランニングしながら、ぶらぶらしていることもあります。

皆さま、こんにちは。

今朝は、どしゃ降りの
そして、雨上がりの後は、凄まじいでしたね。

が上がったので、「買い物に行こう」と外に出たら。凄いことになってました。
駐輪場の自転車やバイクが倒れているし、収集のために置かれた資源ごみの袋があちこちに散乱しているし、、。
その上、こっちはまともに前に進めない!!!
考えてみたら、久しぶりの──というか、今年に入っての“初めてのマトモな休み”なので、‘出掛けついで’に初詣をしておくことにしました。
とりあえず・・。

お参り先は、北野天満宮
あまり代わり映えしませんが、その後の用事に関して、地理的な条件もありましたもので・・。
まあ、天神さん(北野天満宮)ならば、合格祈願の参詣者がたくさんおられるので、他の寺社よりは初詣気分を味わえるかなあ──と思いまして!

牛さんのほか、たくさんの摂社にもお詣りさせていただきました。
財布の小銭を役立てながら──。
こう言うことは、「正月三が日」にはできないことで・・。
※昔、昔、境内のことを詳しく書いた覚えがあります。今日のところは、摂社のレポートは省略させていただきます。


絵馬所で、「三十六歌仙絵」を見ていたら、思い出したことがありまして──。
2年前、正確には「2018年11月」なので“1年とちょっと前”に。

新たに奉納された算額があります。
ニュージーランドから日本学術振興会の外国人特別研究員として来日されたロザリー・ホスキング氏が、問題を絵馬にしたためた算額です。

何と、「和算」「算額」は、海外の方にも知られていたとは!
ホスキング氏は(も)、どうやら“算額ファン”のようでして!

日本語と英語で書かれた算額は《初めて》だそう!
これはこれは、海外からのお客さまにも《日本文化》の一面を紹介できますね!

「答え」が載せられているものもありますが、一応、問題文を紹介しておきますね!
問題文を左から──。
①図のように、直角二等辺三角形がある。たとえば短辺が3寸で、また頂点を折りたたんで正三角形を囲むようにすると、折りたたんだ点はどこか。

②図のように、二つの等しい二等辺三角形と円aとを中に含む正方形がある。正方形の一辺の長さがわかっているとすると、円aの直径はいくらか。

③図のように、円aと円b.c.dを2個ずつ含む外円がある。円dの直径が外円の直径の6分の1で、これら3個の円の中心は、同一線上にあるとする。このとき円aの直径はいくらか。

皆さま、北野天満宮を参詣された折りには、是非、絵馬所で“頭の体操”をしてくださいませ!
ゆっくり飲み物を味わいながら!

すいません。個人的な事情により、現在、私、パソコンで作図した画像をスマホに取り込めにくい状況にあります。
時間の都合により、「解答」は省略させていただきます。


おまけに。いつものお約束。
伴氏社にお詣りしたんです。
菅原道真公の母方のご先祖さまをお祀りする社ですが・・。

「伴氏」は、もともとは「大伴氏」
名門貴族でしたが、奈良時代後半から平安時代はじめの“数々の政変”で力を無くし・・。
弘仁14年(823)には、淳和天皇(大伴親王〉が即位すると、その“諱”を避けて、「伴氏」と氏を改めたと言う《何とも訳の分からない事件》がありました結果で!

今、「令和」で話題の大伴旅人さんに縁の社と言うことで、説明板が前に置かれていました。
私としては、貴重な鳥居を見てほしいんですけど・・。


とりあえず、の記事。
終わります。
では、また・・。