青空が眩しかったです!
気温が28℃とか29℃に上がっても、湿度が低いせいか、木陰を歩いたらとても心地よいです──確かに暑くて喉が乾きますが──。

今日の午後、少し時間ができましたので、東寺(教王護国寺)にお参りしてきました。
昨日〈21日=弘法さん〉じゃないところがいいでしょ!

修学旅行生の皆さんや外国人観光客がたくさんおられましたが、それでも広い境内、空いてるんですよ・・・。
諸般の事情で、時々、招待券をいただきます東寺さんなんです。でも、たいていはその招待券を使わないまま、忘れてしまうんですど──。
今回は、昨夜、突然思い出してしまったのです。そして、春の特別拝観が、今週金曜日(25日)までなんです。それで、急いでお参りした次第です。

五重塔の初層公開も25日(金)までですが、"それ"に関しては、これから先、いつでも機会はあります。今回は、レポートいたしません。
それで──。
本題に入る前に──。
いつものことですけれど──。
食堂(じきどう)では、第3回草場一壽「陶彩画」の世界展が行われています。7月1日(日)まで、入場無料です。

龍や竜宮、観音さまや瀬織津姫や……。
とっても美しい色彩の作品を見ることができます。
食堂では、楽しいイベント(作品展)がよく行われますので、要チェックです。
本題に入ります。
現在、境内の至る所で修復工事が行われています東寺です。
宝物館も、そうなんですけど・・・。

重要文化財-千手観音立像 修理完成50周年記念「東寺の菩薩像」展が開かれていたのです。
サブタイトルは「慈悲と祈りのかたち」です。

東寺の仏像と言えば、講堂の「立体曼荼羅」が"チョー"有名ですね。
或いは、東寺で「お参りする」と言うと──。
不動明王像、両界曼荼羅、弘法大師像(御影)、大日如来像などが思いつきます。ほとんどの信者は、それらを目当てに参拝に来られています。そして、観音像をはじめとする菩薩さまは、真言宗では、あんまりピンとこないですよね!
※「立体曼荼羅」の中の「五菩薩像」は、あくまでも「全体の中の部分」に過ぎないと思います。菩薩さまだけに祈りを捧げに来られることは、まず考えられません。
でも、人々(庶民)を救済しようとされる菩薩さまは、ちゃんとおられたのです。
旧食堂には、ご本尊の千手観音立像をはじめ、多くの菩薩像が安置されていました。
千手観音立像は、像高約6mの大きな菩薩さまで、「木造では国内最大の千手観音」です。また、文殊菩薩を老僧の姿であらわした聖僧文殊坐像や西寺にあったと言われる地蔵菩薩立像なども伝わりました。
昭和5年(1930)12月21日、「終い弘法」の日に旧食堂は焼失し、ご本尊の千手観音立像と四天王立像は焼失大破しました。
千手観音立像は、昭和41年(1966)から修理が開始され、昭和43年(1968)に完成しました。
今年は、修理完成から50年を迎えると言うことで、今回の展覧会が開かれていると言うことです。
千手観音立像は、見る人々から「大きい」「スゴい」と言う声が上がっていました。平安時代中期に造像されたと考えられています。現在の手は126本だそうですが、それ以前は約1,000本の手があった珍しい姿だったそうです。「もし焼けてなければ"国宝"だったかも・・」とちょっと惜しい気もしますが……。
重要文化財-聖僧文殊坐像のお顔は、唇をきりっと結んだ、まさに気迫に満ちた表情をされています。修行僧の顔です。
それに対して──。
重要文化財-地蔵菩薩立像のお顔は、優しいですね。人々の願いを叶えると言う如意宝珠をもっておられる姿は、人々を救済するためにこの世に現れたものですね!
他にもたくさんの宝物を見ることができたのですが──。
今日は、止めておきます。
あっ、一つだけ。千手観音立像の修理の際に作られたお顔の石膏型取り模型は興味深かったです。
国宝・大師堂(御影堂)も、修復工事中でした。弘法大師像は、仮説の御影堂に移っておられました。

却って、宝物館から近くなりましたので、ついでにお参りしておきました。
いや、"ついで"と言ってはいけませんね!