閑話一つ ~ 久々のご近所ラン ~ | あべしんのブログ

あべしんのブログ

京都・奈良・滋賀。寺社、古墳、花……、史跡をぶらぶら散策するおじさんの日記です。
京都市内は、ランニングしながら、ぶらぶらしていることもあります。

昨日、京都市内もよく降りました。
まだまだこれから――。
天気予報では、台風の接近に伴って、雨が降り続くようです。何かと心配です。

午前中、雨が上がっていましたので、久々に走ることができました。このところ、天候が思わしくない日が続いて、走れていませんだしたので……。
また、先月下旬から今月半ばにかけて、睡眠不足から血圧の変動が大きく、体調がすぐれない日が続いていましたので……。

3㎞ランから始めないと――と思っていました。ゆっくりですが、8㎞走できました。今は、"気分スッキリ"です。

道端、嵯峨野の田畑のまわりには、彼岸花が花を咲かせていました。

そう言えば、1年前――。
明日香村に出掛け、棚田の彼岸花を楽しんだのを思い出しました。
もし、今日、天気が良ければ、朝起きて"思いたったら"行っていたかも知れません。
ただ、気になるのは、この連休中天気が悪いことです。明日香村もそうですが、各地で種々なイベントやお祭りが予定されているようでしたから……。

私は、この嵯峨野の風景で我慢(!?)しておきます。

こんな雨上がりの、湿度の高い日の朝は、露草(ツユクサ)の花が、しっかりと咲いています。

道端の雑草ですが、私はこの花が大好きです。いや、これまで「雑草シリーズ」を何回か書いてきましたね。

朝露に  咲きすさびたる  つき草の
  日くたつなへに  消(け)ぬべく思ほゆ
                    (『万葉集』巻10-2281)

ツユクサは、朝咲いても、日が暮れるにつれて萎んでいくんです。

『万葉集』には、「つき草」としてたくさん登場します。
「つき草」は、「鴨頭草(つきくさ)」と表記されます。

「月草」「鴨頭草」の他に――。
「蛍草」「藍花」「青花」「移草」など、様々な名前で親しまれてきた花です。

"親しまれてきた"と言えば――。
ツユクサの花の色素は、友禅染めの下絵に使われてきました。
ツユクサの花には、アントシアニン系の色素が含まれます。これは、水に溶けやすいのです。
友禅染めの下絵は、ツユクサの花びらを集めて作った「青花」と言う染料が使われるのですが、これで描いたものは、水にさらすと簡単に消えてしまうのです。

伝統産業は、化学できるんです。

つき草に  衣は摺(す)らむ
   朝露に  濡れてののちは  うつろひぬとも
                       (『 万葉集』 巻7-1351)

露草で衣(着物)を摺り染めにすることにしよう。朝露に濡れてしまうと、色あせてしまおうとも。
万葉の昔から、アントシアニン系の色素で染めた色は、洗うと色あせることは分かりながら使われてきたようです。

渡月橋付近の、大井川桂川〉の様子です。水量がすごすぎて、思わず引き込まれそうでした――アカン、アカン――。

そう言えば、大堰川が大雨で氾濫してしまったのは、3年前の9月半ばでした。
話は戻りますが、これからの雨が心配です。

川岸では、遊覧船の舟をクレーンで吊り上げ、トラックに載せて運ばれていました。どうやら、雨に備えて、避難されるようです。

不謹慎ですが――。
高校生の頃、もう○十年も前の話です。
上流に日吉ダムができる前は、雨がよく降ると、大堰川の水量の変動が大きくて、渡月橋の北詰めでは川が溢れ、時おり通行止めになっていました。それを見に行ったりしていました。
いわゆる"野次馬"です。大昔の"若気のいたり"です。許してください。