近藤さんの辞世の句。



孤軍援絶作囚俘 

顧念君恩涙更流 

一片丹衷能殉節 

雎陽千古是吾儔 

靡他今日復何言 

取義捨生吾所尊

快受電光三尺剣 

只将一死報君恩



孤軍たすけ絶えて俘囚となる。

顧みて君恩を思えば涙さらに流る。

一片の丹衷よく節に殉ず。

雎陽千古これ吾がともがしら。

他になびき今日また何をか言わん。

義を取り生を捨つるは吾が尊ぶ所。

快く受けん電光三尺の剣。


只まさに一死をもって君恩に報いん




この辞世の句は、いつ目にしても心を打たれるものがあります。


時代がどんどん変わっていく中で

自分の中で「変えてはいけないもの」を持ち続ける大切さを

教えてくれているような・・・



それは、きっと今

現代を生きてる自分にも言えることなのではないか、と。




旧暦の今日。


近藤さん149回目の命日です。



合掌(。-人-。)