読み終わったーーーーキャーキャー





『新選組 幕末の青嵐』


ていうか、読んでる最中に知ったんですが
作者の木内 昇さんって女性の方だったんですね苦笑汗


本当、面白かった。

色んな隊士の目線で書かれてるので
最初は読みにくいかと思ったけど
全然、そんなことなかったです。


ただ、あまりに近藤さんがアホっぽいちーん

『豚もおだてりゃ木に登る』

みたいな感じ?ぶっ


いやいや・・・実際はそんなことないだろう・・・

と思いつつも
そんな近藤さんだったせいか
ひたすら憎まれ役を買い
裏で、新選組の手綱を握ってた土方さんが
もう、カッコよくて・・・ポッポッポッ

この小説を読んで、初めて土方さんに
ときめいてしまいましたポッポッ


総司さんは相変わらず飄々としてて
面白かった(爆)
何回か笑ってしまいました苦笑

斎藤さんも会津戦争の時の
土方さんのやりとりは
本当に素敵だった。


そんでもって
『油小路の変』の部分と
最後の4ページあたりは
泣けた・・・涙涙涙


特に『油小路の変』は
永倉さん視点で書かれていたこともあり
藤堂さんが亡くなる場面は、涙でした(ノ_-。)



ただ、私はこの小説はとても面白かったけど
色んな隊士目線で書かれているので
なんていうか・・・こう・・・


自分がその場所にいて
みんなの愚痴を聞いてる感じだった(爆)


いや・・・それ本人に
直接言えばいいやん(=◇=;)


って、ツッコミを入れたくなる時もありましたが汗汗


なので、読む人の捉え方によっては
嫌な感じを受ける人もいるかも(笑)


でも、反対に興味が湧いた人も
何人かいます。
清河八郎とかそのあたり(笑)

歴史って、見る方向によって
本当に捉え方が変わるから
清河八郎側の目線から知れば
また、変わるのかもしれませんね…。
でも、妻のお蓮さんの話は泣けるけど涙

あと、伊東さんはこれを読む前は
そんなことなかったんですが、最終的に
「こいつ・・・怒ムカムカ
って感じしか残らなかったマジ・・・?



読み終わって、また余韻が
すごいんだけど
面白かったし
泣いたし
イライラしたし
色んな感情が残りました。



私自身、「新選組」っていう組織よりも
各々の生き方が好きです。


今、大河で『花燃ゆ』を観てるけど
そこに出てくる人たちのように

新選組は何かを成し遂げた

っていうわけじゃない。


ただ、「どう生きるか」っていうことを
本を読むたびに伝えてくれている気持ちになります。




だから、もっと知りたいって
思うんだろうな。