今、読んでる『幕末の青嵐』。





まだ途中なんだけど
昨日読んでいて
ちょっと印象に残った部分を見つけたんで
書き留めておきます。


この小説は





こんな風に色んな人の
視点から書かれています。

その中で総司さん視点で書かれた

『大きなもの』

の中で、こんな一文がありました。

ちょっと長いけど
お時間があれば目を通してみてください。 



桜**桜**桜**


時折、ほんの些細なことに躓いてやさぐれてる人を見ると
沖田は、もったいないな、という感慨を心の内でそっと漏らす。

あの人は気付いていないんだな。


あの人だって大きなものに守られていたはずなのに。

食うや食わずの暮らしを続けてきた沖田にとって
彼らが抱いている不満のほとんどはとても小さなことだった。


たぶん、大きさにすれば両手で持てるくらい。

あんなにムキになって世間のせいにしたり
周りに当たり散らすほどのことではない。


十分自分で引き受けられるはずなのに。

小さな荷物に振り回されて
大きな喜びや面白い世の中を見逃しちゃったとしたら
随分と損をして、そういうのはとても悲しいことだと思っていた。



桜**桜**桜**



これ読んで

・・・なるほどなぁ、って。


時代が違う~って思うかもしれないけど汗汗

色々なものを見ていると
たまにこういう
普段忘れていることに
気付かされたりします。


この本はまだ途中だけど
本当に面白いですパンダ




いつも「いいね!」ありがとうポッ