この一ヶ月半の間に読んだ2冊の本。



  


森 満喜子さんの『沖田総司哀歌』『沖田総司おもかげ抄』

『沖田総司哀歌』は図書館で借りて

『沖田総司おもかげ抄』の方は古本屋で購入したものです。


『沖田総司哀歌』は、沖田さんが主人公の小説です。

いろんな人の視点から見た沖田さんが描かれています。

全部創作ですが、とても読みやすかった。

すごくあたたかくて、ほっこりします。



ただ・・・同じ沖田さんの小説で






大内 美予子さんの『沖田総司』があるんですが
(もちろん、こちらも読みました)

どうして、女性の方が沖田さんを書くと

土方さんと絡ませるんだろう・・・涙涙



いや、感動の場面なんだけどね(;^_^A


大内さんの『沖田総司』では

土方さんが千駄ヶ谷で療養中の沖田さんを訪ねるんですが

帰る土方さんに

「嫌です!僕を1人にしないでください!」とすがる沖田さんを

「総司!!」って抱きしめるシーンだったり。


ちょっと驚いたのは

森さんの『沖田総司哀歌』では

池田屋事件で気を失った沖田さんに

土方さんが口移しで薬を飲ませる場面があったり・・・。



ちょっと、「・・・・おぉΣ(°д°lll)」ってなってしまって涙




いや、感動の場面なんだよ(。・ω・)ノ゙


感動なんだよ!うん。



ただね・・・・・口移しで薬を飲ませるシーンは

ちょっと「・・・・おぉΣ(°д°lll)」ってなったんですよがーん

↑これ以外の表現が見つからない( ̄ー ̄;



そういえば、大内さんの『沖田総司』でも

そんな感じで、絡みがあったなぁ・・・って思い出してあへへ


まぁ、2作とも創作ものだし、そんな場面があってもいいんだけどね。

これを史実で考えたら、ちょっと「・・・・・。」ってなるというか(爆)

あ、考えちゃいけないですよね(爆)ガーンガーン


でも、どちらもとても読みやすいので

沖田さんが好きな方にはかなりおすすめですよ~逢いたい!






そして、『沖田総司おもかげ抄』





これは、色んな本や史料を元に

筆者である森さんの考えが書かれています。

沖田さんやその時世に関する史料がふんだんに使われています。

昔の手紙とかが出てくるので、小説のように

スラスラ読むことはできなかったけど

色々考えさせられる1冊でした。



沖田さんは写真が残っていません。

だけど、沖田さんに一目惚れしたっていう

おばあさんの話が載っていたんですが

その話からなんとなく「沖田総司」が想像できるというか・・・。


昔の手紙とか、読むのに時間がかかったけど

私は二次元ではなくて

史実の沖田総司が大好きなので

沖田さんのことに関しては

どんな小さなことでも知りたい、という思いでした。
(・・・まぁ、知ってる内容が大半だったけど(;^_^A)


この本自体は1999年に書かれたものだけど

特に情報が古い・・・とは感じなかったかなぁ。

沖田さん自身、逸話が少なすぎるせいもあるんだろうけど。


昔の手紙とかの部分は難しかったけど

森さんの考えや思いの部分はとても読みやすかったです。



こういう本を読むと、やっぱり考えてしまう「もしも」。




来年の命日も、壬生に行くかな。