以前、記事にもしたこの本。





実は1週間前にすでに読み終わり

感想でも・・・と思った矢先

息子がインフルにかかり

それどころではなくなってましたううっ・・・


自分の中では、すでに今さら感たっぷりなんですが

私なりの感想を。



読み終わって、まず・・・




沖田さんを思いっきり抱きしめたくなった。゚(T^T)゚。




・・・はい、そこのあなた引かない引かない。



そして、


「よく頑張ったね・・・」


と言いたくなる、そんな内容でした( p_q)




タイトル通り、沖田さんのお話なんですが

短いながらも、「沖田総司」の生涯が

とても丁寧に繊細に描かれていました。


もう、夢中になって読んでしまうほど

沖田さんが好きな人のために

あるような本だなと。


この本が最初に出版されたのは40年も前で

沖田さんに女性ファンがついた大元になった本だそうですが

とても納得しました(笑)


史実と創作部分のバランスがとてもよく

創作な部分でも、決して沖田さんを美化していないというか

「あ、きっと沖田さんだったら、そうしただろうな・・・」

と、思ってしまう描き方でした。



戦いの場面中心ではなく

沖田さんの心の動きというか、人間味が強く描かれていて

何より、土方さんとの絆にグッときました。


もちろん創作の部分になるんですが

鳥羽伏見の戦いで、一番組が全滅したと聞かされ

もう自分の役目は終わった・・・と、

そして、みんなの重荷になる前に

自分で止めができる力が残っているうちに

介錯なしで、部屋で1人切腹しようとするシーンがあるんです。

それを間一髪で土方さんが止めに入り

土方さんがすごく怒るんですが、最後部屋を出るときに


「もしもの時は、俺が立派に介錯してやる。

こんなところで、1人腹を切らせはしない」


と、涙声で言って去っていく・・・。


一番最初に泣けたシーンでした。


それ以上に土方さんとの

最後の別れのシーンは涙×100だったんですが・・・あせるあせる



あの若さで不治の病を宣告されて、どんな気持ちだっただろう。

どうして、「労咳」っていう病はこの人を選んだんだろう。

本当は最後まで、土方さんと一緒に

行けるところまで、行きたかったやろうに・・・。


そう考えずには、いられなかったです。



切腹をしようとした沖田さんだけど


最後には



「人間は生きようとすることが

本当の勇気だと思えてきたのです」



と・・・。

どんな状況に置かれても

生き抜くことの大切さをこの本から

改めて学んだ気がします。




これ、是非ドラマ化してほしいなぁWハート


もちろん、沖田さんは辻本くんでラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!







きっとそのDVDは、家宝になるであろう・・・・・(爆)