昨日は母の整形外科の受診日でした。
82歳の母は2年前から腰痛を発症し

特に有効な治療法もなく痛み止めを服用して
現在に至っています。


元々は社交的で地域の世話役をやり
行事にもよく参加していた母ですが

痛みと、身体が自由にならない歯がゆさで
家に引きこもり、言葉も少なくなりました。

買い物や人と話すことが好きな母に
車椅子での外出を提案しても
「車椅子では外に出たくない」

ならばスマホを持つとビデオ通話や
ネットで買物もできると勧めても
「そんなこと今さらムリ」

「デイサービスも行きたくない」
と全てを否定し、殻に閉じこもっています。


勝気で負けず嫌いな母は現状を受け入れ
られず、以前の自分の姿に戻ることしか
頭になく、それは100%無理なのです。


母は痛みはあるものの、健康診断上では
特に異常がない。

まだまだ何年も悲しみや怒りを持って
生き続けるのかと思うと
とても切なくなりました。


そして私も必ず母のようになる日が来る。

その時、自分も周りも少しでも
安らかでいられるように
身体を整えておくことはもちろん

現状を受け入れ対処できる柔軟性を
身につけること

時代に合ったものを少しずつでも
取り入れていくこと

「楽しい、良い毎日が過ごせたなぁ」
とフフッとなれるような思い出を
たくさん作っておくこと

今から老後に備えての準備をしておく
必要性をヒシヒシと感じました。


数十年後の未来は、はたしてどんな
世の中に変わっているのでしょうか…。