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大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報 第2号
平成22年7月2日16時05分 気象庁予報部発表
(見出し)
関東甲信地方では、2日夜遅くにかけて非常に激しい雨が降り、局地的に猛
烈な雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に
警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意して下さ
い。
(本文)
[気象状況と雨の予想]
東日本の上空およそ5500メートルには、氷点下9度以下の寒気が流れ
込んでおり、関東甲信地方では大気の状態が不安定となっています。このた
め、2日夜遅くにかけて、広い範囲で雷雲が発達し大雨となる見込みです。
また長野県や群馬県などでは、これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所
があり、土砂災害の発生しやすい状況となっています。
現在、甲信地方や関東地方の山沿いを中心に、1時間に40ミリを超える
激しい雨の降っている所があります。
今後この雨の範囲は関東地方の広い範囲に広がる見込みで、関東地方北部
では、雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1
時間に80ミリの猛烈な雨となる所があるでしょう。
また、関東地方南部と甲信地方でも、雷を伴い1時間に50ミリ前後の非
常に激しい雨となる所がある見込みです。
[防災事項]
これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂
災害の発生するおそれがありますので警戒して下さい。また、低い土地の浸
水や河川の増水にも警戒して下さい。
また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれもありますので、
屋外活動や農作物、農業施設の管理などに注意して下さい。
[特記事項]
今後、地元気象台の発表する警報、注意報、気象情報に留意して下さい。
次の「大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報」は2日22時頃
に発表する予定です。