起こるか判らない それがサッカー
レアル敗退、3部クラブの前に散る/国王杯
11月12日11時59分配信 ISM
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は現地時間11日(以下現地時間)、ベスト32・セカンドレグの1試合が行なわれ、レアル・マドリーの敗退が決定した。ロイター通信が報じている。
ファーストレグでレアル・ウニオン(3部)相手に2対3と不覚をとっていたレアル・マドリー。ホーム「サンティアゴ・ベルナベウ」で行なわれたこの日の試合では、ラウルのハットトリックの活躍などで4対2と勝利を収めた。しかし、8日の国内リーグ・マラガ戦(4対3で勝利)でも3失点を喫していたチームは、勝ち抜きを目前としていた試合終了間際に痛恨の失点を喫し、アウェイゴールの差で土壇場での敗退を余儀なくされることとなった。 試合後、「我々の試合への取り組み方に問題はなかった」とコメントしながらも、「最近の試合で問題なのは、相手が非常に少ないチャンスのなかで得点を決めてくること。チームは反撃を見せるんだが、常にはできない。それが心配だ」と続けたレアル・マドリーのシュスター監督。「(自分の進退については)心配していないが、周囲の人間がチームと私の仕事に対して疑問を抱いていることは理解しているよ」と語るなど、格下相手のまさかの敗退に力ない様子だった。 なお、国王杯ベスト32・セカンドレグは、12日から13日にかけて残り15試合が行なわれる。 |