代表の試合・・・キックオフ時間はTV中継次第???
おいおい!
試合をするのは選手!
その選手達の
コンディションに配慮すべきなんじゃない
ピッチ上の気温は50度超え!
サッカーをるすには
あまりにも過酷過ぎる!
岡田監督怒声!「試合会場は涼しくない」
6月6日8時2分配信 サンケイスポーツ
日本代表W杯3次予選直前合宿(5日、マスカット)日本代表は、7日のW杯アジア3次予選・オマーン戦に向け、マスカット市内で2日目の練習を行った。酷暑が続く同地だが、試合会場のロイヤル・ポリス競技場が直射日光を浴びる“過酷環境”であることが判明。山の陰になり思いのほか過ごしやすい練習場に笑顔を見せる選手に対し、岡田武史監督(51)は「きょうのように涼しいと思うな!」などと、猛烈に喝を食らわした。
こんなもんだと思ったら大間違い。地元クラブの本拠地で行われた練習前、岡田監督の怒声が円陣にこだました。 「試合会場は直射日光が当たる。きょうのように涼しくはないぞ!」 5日も日中は45度を超える猛暑となったオマーン。それが切り立った山の麓の練習場は、試合時間の午後5時15分には完全に山の陰に入り34度。「涼しいじゃん」。MF中村俊がいえば、FW玉田も「空港に着いた時は(猛暑で)帰ろうかと思ったけど、風もあるしそこまでじゃない」とホッとした笑顔を見せた。 ところが、試合会場のロイヤル・ポリス競技場は近くに遮蔽(しゃへい)物がなく、直射日光にさらされる環境だ。サンケイスポーツが計測した同会場の5日午後1時のピッチ上気温は何と52度。立っているのも辛い状況だった。 日本のテレビ中継の関係で決まった試合時間だが、この時期のオマーンのリーグ戦は早くても午後7時開始。「(午後5時15分開始は)ありえない時間帯だ。初めはオマーン側の策略だと思った」と現地在留邦人。しかも会場は遠くに山を望む盆地状の場所で、「風もほとんど吹かない。夜は湿度も上がり、さらにキツくなる」と地元テレビ関係者は警告する。 そんな過酷環境だからこそ、事前にスタッフを派遣していた岡田監督は練習で喝を食らわしたのだ。オマーン日本国大使館は、日本からの観戦者が宿泊する施設の各部屋に「注意事項」を列記した紙を配布。そこには、まず熱中症への注意が明記されていた。 「対策? 水分を多く取るとかしているが、一番は涼しくなること」。指揮官の言葉に、過酷なアウェーの戦いが象徴された。監督解任で混乱するオマーンだが、この気候を味方につけるだけに油断はできない。 |