チームにとって
フッキの合流でどんな形で現われるか
最後の最後
決めきれない状況
フッキの合流が潤滑油になり
更にチームが機能しだせば
おのずと勝利を掴める
胸を張り前を向いて戦ってほしい!
東京Vは2日、
川崎FからFWフッキ(21=ブラジル)を
完全移籍で獲得したと発表した。
年俸は現状維持の5000万円だが、
移籍金はJクラブ間の移籍では
最高額となる5億円(金額はいずれも推定)。
高額な金額が移籍のネックになっていたが、
3年の分割払いで決着した。
さらに、J史上初の5年契約
という異例の契約だったことも判明した。
世界でもMFベッカム(ロサンゼルス)
FWカカー(ACミラン)ら超一流選手しか
勝ち取っていない破格の長期契約で、
東京Vは数年先の補強費まで削って
“恋人”を獲得したことになる。
昨季、レンタル移籍で所属していた
“古巣”に戻ることになったフッキは、
磐田戦が行われた国立に現れ、
「タダイマ」と喜びが隠せない表情で話した。
試合前にはゴール裏に行き、
拡声器を手に自ら応援歌「オレのヴェルディ」を
サポーターと大合唱。
会見では
「戻ってこられてうれしい。カタールや
韓国のチームからも話があって、
金銭面では海外のオファーの方が良かった。
でも、ヴェルディは自分がブレークしたチームだし、
温かく迎えてくれたので選んだ」と説明した。
磐田戦前には
東京・稲城のクラブハウスに約3カ月ぶりの出勤。
午前、午後の2部練習を行い、
ミニゲームでは得意の左足で
豪快に約15メートルのゴールも決めた。
「準備はできている。たくさん点を取ってチームに貢献したい」。
再デビュー戦は6日の神戸戦が濃厚だ。
[ 2008年04月03日 スポニチ]