■川口能活(ジュビロ磐田)
韓国戦に向け、調整する田代。左は加地=重慶【 共同 】 |
「この大会は成長するための過程」
(鈴木が2試合キャプテンを任されていたが)よくやっていると思う。おとなしい選手が多い中、よく声を出しているし、彼の頑張りがチームにいい影響を与えている。レッズでやってきたことを、代表でもやっている感じだと思う。
(メンタル面での若い選手への指示は)試合前に言うくらい。ただし、強い気持ち、戦う気持ちというのは、肌で感じるものがないと。この大会を通して、学べるものは大きい。(2010年)ワールドカップ予選の突破が僕たちの目標だけれど、この大会は、それに向けて成長するための過程だと思う。過程の段階で、手を抜いてはいけない。いろんな大事なものを構築するのが、この大会だと思う。
■中村憲剛(川崎フロンターレ)
「選手は状況に応じて対応すべき」
(韓国との戦い方は)やり方はいろいろあると思う。同じフォーメーションでいくとか、あえて変えてギャップを作るとか。それは監督が決めること。選手は状況に応じて、グラウンドの中で考えて対応すべき。(事前に決め事を作っても)その通りにいかないこともあるので。
(2試合を終えての収穫は)やっぱり長い時間、一緒にいること。それが一番の収穫。Jでやっていても、あまりしゃべらないけど、お互いの人となりを知ることができた。監督が変わって日が浅いけど、いろいろと考えを聞くことができたことも収穫だった。
■鈴木啓太(浦和レッズ)
「距離をもっと近くしてやっていければ」
(中村憲とのダブルボランチについて)彼は自分が持っていないものを持っているので、とてもやりやすい。一緒にピッチに立つ時間も長いので、やりやすいし勉強にもなる。ポジションは特に関係なく、このチームは誰とやっても大丈夫。ただし(お互い)距離をもっと近くしてやっていければいいと思う。
■田代有三(鹿島アントラーズ)
「チームが勝てるように活躍したい」
この大会では(日本は)まだタイトルがないそうなので、ぜひ優勝したい。自分はチャンスをもらってここに来ているので、結果を出すのが一番。チームが勝てるように活躍したい。(出場したら)明日は前線からも守備をするつもり。
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