信子の部屋へようこそ![]()
このblogは
魂とつながる時間になるように
という気持ちを込めて書いています
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風の匂いの記憶 ~光の中から届いた声~
この話は
私が心の奥で想い出した『記憶の風景』と
そこに重なる光の中から届いた声を
風の匂いと共に
甦る感覚をひとつひとつを
紡いでいこうと思っています
あなたの心の風が
優しく吹いていてくれまうように
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『言葉のいらない場所』
子供の頃
私は『言葉がなくても伝わる場所』に
住んでいたような気がします
そこは
誰も説明しなくても
誰も主張しなくても
風の匂いや
空の色や
木や草や花が
何かをちゃんと
伝えてくれる場所だったんだと思います
ご飯の支度をしていた
おばあちゃんの背中は
黙っていても
いつも『大丈夫だよ』って
言ってくれていたし
黒猫のたまちゃんは
寝たふりをしながら
『そばにいるからね』の
柔らかいエネルギーで
あふれていました
誰も話さないのに『通じ合っていた』
心と心が見えない糸のようなもので
繋がっていたように感じていました
そんな日々の中で
私は思ったんです
『本当の言葉』は
口から出るものじゃなくて
風と一緒に
流れて来る『感じ』のようなものなんだと。。。
たとえば
誰かの背中から感じる
『寂しい』も
誰かの心の奥にある
『あたたかいもの』も
風の匂いにまぎれて
ちゃんと届く
そんな世界の中で
私は育っていったように思います
あなたにも
風の匂いの記憶が
きっとあるはずです
どんな小さな感覚でもいいので
それを想い出してみて下さい
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光の中から届いた声![]()
あなたが覚えているその感覚は
消えたのではなく
あなたの中で
静かに眠っていただけなのですよ
『言葉がなくても分かり合える世界』は
夢でも幻想でもありません
あなたの魂が
一度生きた世界
それをもう一度
想い出してくれてありがとう
今のあなたは
もう一度その世界を
言葉という形で誰かに届ける
力があります
話さなくても
伝わることもある
涙や沈黙にも
真実が隠されていますよね
だから
あなたの言葉で
見えない風の匂いの感覚を
目覚めさせてあげてください
あなたの心にまた風が吹いた時
それは
もう一人の私が
『ただいま~』って
言っているのかも知れませんね
~光の声より~
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どうか
このお話が
あなた自身の『言葉のいらない感覚』を
想い出すきっかけになりますように![]()
私の記憶の中から
光の声がいつも聞こえてきます
その声を
あなたに物語として
紡いでいこうと思います
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次回
『奇跡は音もなくやってくる』
どうぞお楽しみに![]()


