信子の部屋へようこそ
このblogは
魂とつながる時間になるように
という気持ちを込めて書いてます
今日の話は
こんにちは
黒猫のクロちゃんを
ずっと介護してきましたが
昨日
天国に逝きました
昨日は
主人の１５回目の命日だったんです
だから
クロちゃんは
この日まで頑張ったんだね
主人と
先に天国に逝った三匹の猫ちゃんと
一緒に天国に逝ったんだなと
思うと少し安心します
ひとりになってしまったけど
元気いっぱい
生きていこうと思います
今日の話は
『人のために生きて来た私へ』
いつからだったんだろう
『私はいったい誰のために生きているのかな
』って
思ったのは
それは
ずっとずっと昔から
幼いころから始まっていたのかもしれない
心理学では
幼少期の体験が今の自分を作ると
言われているけど
難しい理屈ではなくて
私の心の中にある想いを
話していきますね
今思うと
子供ながらに
『お母さんのために何かしてあげなきゃ』って
『人のために』
と言うのが先にありました
きっと
私の中の何かが
それを察知していたのかも知れません
母の顔色をうかがい
家族の空気を感じ取り
周りが求めていることに
応えることが
『自分の役目』だと
自然と
そう思い込んでいました
気付けばいつも
誰かの相談相手になっていました
教会でも、学校でも、家庭でも。。。
『話を聞いて
』と言われると
私の中の何かが
『それが私の役目』と
答えていたんです
主人のために。。。
子供のために。。。
誰かのために。。。
それが私の生きがいだと
信じていたし
心のどこかが満たされるような気がしてた
でも
どこかで虚しさもあったんです
でも気付いたんです
それは優しさでもあったけど
『自分を満たすため』の
何かだったんだってことをね
誰かのために
何かをすることで
心の穴を埋めようとしていたのかも知れません
『しっかりしなきゃ』
『人に頼っちゃいけない』
だから
『しっかりした子』って
言われていたけど
心のどこかで
演じている自分がいたんです
たくさんの出来事があって
人と距離を取るようになって
人の顔色を見ながら生きることが
私の中では
あたり前になっていました
でもそれは
私が私を
守るためにとってきた行動なんです
『人のために生きる』ことは
決して悪い事ではない
それは
私の愛情の形だったし
『これが私なんだ』と
思いたかったんだと思います
でもね
63年間の人生の中で
心の奥にしまっていたもう一人の私が
『ね～本当は誰のために生きたいの』って
ずっと小さな声で
囁いていたんです
最初は気付かなかったけど。。。
ちょっと違います
気付いていたけど
聞こえないふりをしていました
無視をしていたら
心の奥で
叫びに変わっていました
『いつになったら分かるのか』
『もう、自分のために生きなさい
』と
今までやっていたことを
強制的に止められたんです
そうして
ようやくその声を
聞く準備が出来た気がします
人のために尽くしてきた日々も
決して間違いじゃなかった
あの経験が
今の自分を支える土台になっているから』
ちゃんと私の
血となり肉になって
今の私を作ってくれています
『自分のために生きる』って
わがままでも
自分勝手でもなくて
『本当の自分に還るだけなんだよね』
人生には
気付くための『仕掛け』が
たくさんあります
悲しかったこと
辛かったこと全部
心の奥に隠しておいた
本当の声に
出会うためのもの
今だったら
そう思えるんです
本当の幸せってね
心の声を聞いて
その通りに生きる事
だと私は思うんです
私はようやく
それを思い出しましたよ
私たちに仕掛けてくれた
『仕掛けスイッチ』
思い出さないといけないスイッチが
きっと
皆さんにもあると思います
私はちょっと
痛い思いを
させられてしまいましたが
『仕掛けのスイッチ』
を見つけることが出来て
よかったなあと思っています
皆さんもきっと気付いているはず
今からでも
遅くないです
『自分の人生を』
生きていきましょ
最後まで読んでくださりありがとうございました