信子の部屋へようこそ
このblogは
魂とつながる時間になるように
という気持ちを込めて書いてます
今日の話は
今日は
『足るを知る』について
私なりの気づきを
お話ししたいと思います
『足るを知る（たるをしる）』という言葉
きっと一度は
耳にされたことがあると思います
これは
『今あるものに目を向け
それに満足できる心を持つこと』
言い換えれば
『身の丈に合った幸せを感じられる力』
のようなものだと
私は思っています
若い頃は
『もっと頑張らなきゃ』
『もっと手に入れたい』
『もっと良くなりたい』 と
『もっともっと』の
世界で生きてきた気がします
でも
年齢を重ねてきて
折り返し地点を過ぎた頃からかな～
足りないものを
追いかけることより
今ここにあるものを見つめたい
そんなふうに
思えるようになりました
『満足』と
『足るを知る』は
似ているようで実はまったく違います
満足は
欲しいものが手に入ったときに感じる
一時的な心の充足感
でもそれは
また次の「欲」によって
消されていくんです
一方
『足るを知る』は
“今ここにあるものに感謝できる心”
何かを手に入れることで
満たされるのではなく
手に入れなくても
すでに満ちていると気づけること
ある朝
こんなふうに思ったんです
朝の光が
キッチンに差し込んできて
湯気の立つお味噌汁と
炊きたてのご飯を前に
『ありがたいなぁ』 と思ったんです
特別な日でも
豪華なご飯でもなく
ただ
『この日常があること』 に
心がじんわりしてきて
感謝だなあって
これが
『足るを知る』
ってことなんだろうなあ～と
そのとき
改めてそう思いました
60代を超えてくると
若い頃のように出来ないことが
増えてきたな。と
思うんです
家族のこと
健康のこと
これからの生活のこと
いろいろと
不安を抱える時期でもありますよね
でもね
『足るを知る』ことは
そんな私たちにとって
こんなに味方になってくれる事はないんです
何かを得るために
頑張りすぎなくても
誰かと比べて
落ち込まなくても
もうすでに
自分は十分持っている
と気づくだけで
心は軽くなります
足るを知るとは
『幸せを感じる心持つこと』
『今あるものに感謝すること』
『人と比べず自分自身を受け入れること』
それは
目に見える豊かさではなくて
心の中の
豊かさを
育てる生き方なんだと思います
私たちはきっと
生まれてくる前に
『こんな体験がしたい』と
神さまと約束をして
この人生を
選んできたんだと思うんです
だからこそ
どんな出来事にも意味があって
喜びも
悲しみも
すべてが私たちの魂を
育ててくれる時間なんです
『もう十分いただいている』と
感じる心を持てたとき
不思議なくらい
心が穏やかになり
不安がなくなるんです
人生の後半になって
得ることよりも
手放すことのほうが
大事なように思います
手放しても何も失われない
もっと大切な何かが
心に宿ってるように思います
それが
『足るを知る』という
魂の学び
なのかもしれませんよね
今日も
朝の光にありがとう
ご飯を食べられることにありがとう
ここに生きていることに、ありがとう
そんなふうに日々を
味わっていけたら
きっと
心はいつも
満ち足りているはずですよね
どうか
今あるものの中に
『幸せ』を
見つけてくださいね
今の自分でも十分なものを
もっているのですから
人がなんて言おうと
自分自身が
これでいいと思える人生を
送ればいいんです
私は
今ある幸せで十分です
自分の人生ですもんね
心穏やかに
楽しく暮らしましょう
あなたの心が
今日も穏やかでありますように
今回も長文を読んでくださりありがとうございました