信子の部屋へようこそ。
このBlogは、魂とつながる時間になるように
という気持ちを込めて書いています。
今日の話
こんにちは～
この写真、恐竜の足みたいですよね
思わずパチリしてしまいました（笑）
今回は
例え話をしたいと思います
『目をなくしたカバ』という話
一頭のカバが川を渡っている時に
自分の片方の目をなくしてしまった
カバは必死になって目を探した
前を見たり、後ろを見たり
右側を見たり、左側を見たり
体の下を見たりしたが
目は見つからない
川岸にいる鳥や動物たちは
『少し休んだほうがいいよ』と言った
しかし
永遠に目を失ってしまうのではないかと
恐れたカバは休むことなく
一心不乱に目を探し続けた
それでも
やはり目は見つからず
とうとうカバは疲れ果てて
その場に座り込んでしまった
カバが動き回るのをやめると
川は静寂を取り戻した
するとカバがかき回して
濁らせていた水は泥が沈み
底まで透き通って見えるようになった
こうしてカバは
なくしてしまった自分の目を見つけることができた
この話を解説すると
『止まる』
『一旦立ち止まってみる』
コップの中の泥水をしばらく放置しておくと
泥が沈み水と泥に分かれますよね
『茶色の泥水の状態は
忙しさの中でもがいている』
『心を静かに保つことで
心の中の舞い上がっていた泥を沈めてみる』
と考えてみると分かりやすいと思います
皆さんは
毎日の生活の中に
『心を静かに保つ時間』って
どんな事をしていますか
私はただぼんやりする
『ぼーー』っとする時間ですかね（笑）
駅のホームでボーっと電車を待っている時間だったり
外食した時にご飯が運ばれてくるのをボーっと待つ時間だったり
交差点で赤信号が青に変わるのをボーっと待つ時間だったり
エレベーターをボーっと待つ時間だったり
以前でしたら（昭和の時代かな）（笑）
たわいもないひと時が
『ぼんやり出来る時間』だったと思うんですね
でも今は
携帯を触ってばかりで
『ぼんやり出来る時間』を
潰しているんですよね
なんか勿体ないなあ～と思ってしまいます
私はあまりテレビを見ません
目に入ってくるもの
耳に入ってくるものが心地よくなくて
その代わり
私の夜の日課と言うのがあって
庭に出て
風や風の匂いを感じながら
しばらく椅子に座って
夜空を見ながらボーっとしています
昼間は昼間の顔があって
夜には夜の顔がある
空を見上げるのっていいですよね
何も考えないでボーっとするのが好き
猫と戯れる時間が好き
頭を空っぽにして散歩するのが好き
ボーっとするのってホント大事ですよ
何も考えないで
ぼんやりしている時こそ
ひらめきが降ってくるんです
髪の毛を搔きむしりながら
パソコンに向かっていても
ひらめきは降ってきてはくれません
ひらめきという訪問者は
忙しい人を嫌い
ぼんやりしている人を好むらしいですよ（笑）
何かと忙しい毎日ですけど
そういう時こそ
身体を止める事も大事です
心も頭の中も
一回休ませてみませんか
そうしたら
捜していたものが見つかるかも知れませんよ