信子の部屋へようこそ。
このBlogは、魂とつながる時間になるように
という気持ちを込めて書いています。
今日の話
『何事にも時というものがある』
この言葉は
コヘレトという人が
私たちに当てた手紙の言葉です
何事にも時があり
天の下の出来事にはすべて
定められた時があると。。。
天の下のすべての事には季節があり
すべての業には時がある
生まれるに時があり
死ぬに時があり
植えるに時があり
植えたものを抜く時があり
殺すに時があり
癒すに時があり
壊すに時があり
建てるに時があり
泣くに時があり
笑うに時があり
悲しむに時があり
踊るに時があり
石を投げるに時があり
石を集めるに時があり
抱くに時があり
抱くことをやめるに時があり
捜すに時があり
失うに時があり
保つに時があり
捨てるに時があり
裂くに時があり
縫うに時があり
黙るに時があり
語るに時があり
愛するに時があり
憎むに時があり
戦うに時があり
和らぐに時がある
人が労苦してみたところで何になろうか
人間にとって最も幸福なのは
喜び楽しんで一生を送ることだ
とコヘレトは言っています
ひと誰もが飲み食いをし
その労苦によって満足するのは
神の賜物だと。。。
正義を行う人も悪人も
すべての出来事、すべての行為には
定められた時がある
私はこれを読んだ時に
もう自分の周りで起こってくる出来事は
すべて決まっていて
付け加えることも、除くことも
許されていない
だから何が起きても
すべて時があるから
『思い悩まなくていいんだよ』
と教えてくれているんだな
と思いましたね
『思い悩むな』と言われても
そんなに簡単ではないですよね
生まれる時、死ぬ時にも時がある
と言っていますが
人が生まれる時って
潮の満ち引きがあると言いますよね
『時』って
ある意味神秘的で
そういうのあるのかも
って思ってしまいます
コヘレトはこんな事も言っています
『あなた方のあった試練で世の常でないものはない
あなた方を耐えられないような試練に
会わせることはないばかりか
試練と同時に
それに耐えられるように
逃れる道も備えて下さるのである』
試練と考えてしまうと
ちょっとね～
と思う人がいると思いますが
どんな人にも
辛い出来事が起きて
自分を殺めてしまったり
人を傷つけてしまったりする人もいます
私も耐えられないような辛い事とか
たくさんありました
生きているのが辛い事も
でも
不思議と
何とか乗り越えて来てるんですよね
人はよく
『時間が解決してくれるよ』と言います
それも
『時』なんですね
でもその『時』って
いつ来るの
それも私たちが考える事ではないんでしょうね
きっと
『神の領域』なんですよ
その『時』を待っている間に
私たちは
『何を思うか』
『何を学ぶか』
だと思うんですよね
辛いときに
すぐには学ばないし
すぐには何も思えない
それが本当だと思います
『時』を間違えると
もっと苦しくなる
もがけばもがくほど
苦しみが増す
こういう時は
無理に何とかしようとしないで
流れに任せてみる
というのもいいかも知れませんね