17日午前4:30分出発、秋田は曇り、山は見えず。
しか~し、山に近づくにつれ形は薄っすらと見える。こうなれば行くっきゃない。
祓川登山口に着いた時はこんな感じでした。

天気予報では昼前位には青空も・・・期待は出来ませんね~
矢島口から8月の鳥海山登山は何年ぶりでしょうか?
これまでは雪渓を歩くことが多かったため、比較的膝への負担も少なかった・・・
しかし、今回は雪渓が大分減ったため通常デコボコ登山道のため膝が~痛い。
危険ですよ~楽しようと下手にルート以外を歩いたら落ちます。
雪渓の中は天然冷蔵庫となっております。

まだまだお花はた~くさん咲いております。
残雪の影響もあるのでしょう、時期外れの花も咲いてました。
※七合目で咲いたばかりと思われるチングルマ発見、まさかと思いました。

登るにつれガスガス!
イワギキョウの群落が凄かった~満開です。
白い花はツリガネニンジン、黄色の花はアキノキリンソウかと思われます。

山頂~もう膝はガクガク。
祓川駐車場に止まっていた宮城ナンバー大型バスのごツアーご一行?
どうやら鉾立口(or湯の台口or吹浦口)に下山するようです。
食後に全員カッパ上下着用してました。ガイドの指示ですね!
ご高齢、それも女性の方が多かったですが、元気ですね~

山頂は寒いし視界は全く無いので、軽くサンドイッチ食べて退散。
下りルートは今回の目的の一つ「康新道」遠回りを選択。
天気が良いと最高のお花畑と稜線からの景色、しかし荒れると危険なルートです。
ブッシュ地帯が整備されてないと藪コギで大変なルートでもあります。
稜線は風も強く危険ですが、お花畑は最高です。
チョウカイフスマ(鳥海山固有種)
この花を見たくてね~今回はそれもあって来たんです。

チョウカイアザミ、これも固有種、デカイです。

イワブクロ

そして・・・あまりに可愛かったので
ダイモンジソウ。
康新道の日の届かないルートにた~くさん咲いてました。
ダイモンジソウの群落はお初です。

今回は以前アップしたお花はカットしてますが、あまりの可憐さにツイツイ
カラマツソウ

この他にもバニバナイチゴ(満開)、ヨツバシオガマ、イワイチョウ、エゾリンドウ
シラネニンジン、シラネセンキョウ、シロバナ&キバナニガナ、ギボウシ
ツリガネニンジン、イワウメ、ハクサンイチゲ、ホソバベンケイなどなど
最高のお花見登山でした。
やっぱり山は良いな~本日は夫婦で筋肉痛で動けません。