乗鞍岳! | 満天の星空を夢見て

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高齢者の写真備忘録!

三連休、東北の天気は期待できないが、南だったら・・・
当初北アルプス常念岳テント泊を予定、ほぼ荷物の詰め込みも完了してましたが、奥様の都合により昨年に続き今回は断念。
ではどこに行く、前日にすべての計画を練り直して決定したのが乗鞍岳。
標高2702m畳平までバスで行って乗鞍岳主峰剣ヶ峰3026mまで往復2時間30分ほどの山登り。
これなら良いでしょう。たった150分です。

いつものごとく金曜日の夕方出発。
ETC深夜割引の関係もありまして高速ICを降りるのは0:00を超えないといけませんからね~
乗鞍高原到着予定は午前1:00前としてましたけど、予定より遅れたので梓川SAで朝まで仮眠。
乗鞍高原到着は5:30分でした。
三連休初日13日土曜日の第一無料駐車場はスカスカ、20%ほどの入りでしたでしょうか。


エコーライン始発バスは6:10分。既にお待ちになってるかたもチラホラ。
我々は当初より7:00発のバスを予定しておりましたので、ゆっくり朝食摂って準備。

乗車券購入してバスに乗車する直前に乗り場で
「本日は落石の危険があるため畳平までバスは運行出来ず、肩の小屋口ピストンとなりますが宜しいでしょうか?」
「山頂目指す方は肩の小屋口から登っていただくこととなりますが宜しいでしょうか?」
いまさらね~そんな事言われてもね~しょうがないでしょう。ね~!


天気は・・・駄目。視界はまったく無し。これでも登る?
肩の小屋口まで揺られること45分。登山口付近には雪渓、そして小雨、寒い。


まぁせっかくここまで来ましたので行けるところまで・・・
なんでここまで来て、こんな悪天候に小学生らしき子どもがボーゲンの練習してるのか、私にはなんとも不思議で光景でありました。
※この写真は下山時撮りました。


雪渓を登り始めるとすぐ雨が強くなり、そして風も・・・
ここで上下のカッパ着用して登ること35分(登山口には25分と書いてました)で小屋到着。

小屋には強風と強い雨により山頂目指すかどうするか会議中の登山者
子ども連れだし無理でしょうね~始発バスで来た方々ですね~


我々はここで栄養補給いたしましてレッツゴ~
途中下山してくる方々から何度も稜線上の強風の注意と「気をつけて頑張れば大丈夫」との励ましを受けて・・・
しかし・・・さすがに奥様稜線に出たら・・・無理です。行けません。
体は冷えるし、カッパの上から顔に当たる雨はてんでもなく痛いし、これは撤退でしょう。
と、思いましたが、山頂は地図でみてももうすぐ・・・もうちょいと頑張るべ~と促して・・・
肩の小屋から山頂まで1時間以上かかりました。
もっともあまりの暴風雨で何度もハイマツ、イワに隠れて退避しましたかね~
3000m超えの乗鞍岳です。快晴だとパノラマが待っていたんでしょうけどな~


本来は山頂小屋に最初行ってそのあと山頂目指すんでしょうけど、間違いました。
小屋経由の方が多少風を避けられた、下山時山頂小屋寄って分かりました。


体が冷えてとても寒かったのでカッパの下にソフトシェルを重ね着。
手袋はビチョビチョ、替えの手袋は持って来なかったし。
今回は本当に甘く見てしまいました。気軽に登れる百名山乗鞍岳、そんな言葉につい準備を怠ってしまいました。反省です。