鳥海山登山! | 満天の星空を夢見て

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高齢者の写真備忘録!

6月1日、天気予報は朝から晴れマーク。
今シーズン2座目(美ヶ原をカウントすれば3座目)、慣らし登山です。
起床4:30、出発5:00。目指すは鳥海山五合目祓川。

108号線由利高原鉄道黒沢駅踏切から右折して南由利原へ
そこで思い出しました。確か「菜の花まつり」やってるな~
目的地への途中ですからね~天気も良いし、ちょっとだけ脇道に・・・

満開~鳥海山も綺麗だ~・・・
朝5:50、既にカメラマンは6人、三脚立てて一生懸命シャッター押してました。


祓川駐車場到着は6:30、先客は20台ほど。岩手、宮城、名古屋、品川etc
ほとんどがスキー目的のようでしたね~

我々もさっさと準備して6:45駐車場出発です。
祓川ヒュッテ、ここで登山カード提出。


ヒュッテから雪が消えた木道を50m程すすむとあとは全て雪上となります。
天気は良いし最高~なんですが風が冷たくちょっと寒いので登りはじめて直ぐに一枚重ね着しました。


何年も前に一人で登ったときに目にした光景。久しぶり~雪山だ~
スキーヤーにはとっても危険ですね。


ただひたすらもくもくと雪上を歩きます。


必要はないかと思いましたが、軽アイゼンを装着しました。
この軽アイゼンも微妙~シャーベット状の雪だとほとんど無意味。
無ければなくても大丈夫ですけど、雪上歩行に慣れてない方にはアイゼンがあった方が良いですね。


そしてひたすら登ります。
下からも続々登って来ております。
写真中央の上部に見える沼、その下にうっすら見える黄色が朝立ち寄った「菜の花畑」です。


夏山しか登らないヘナチョコノボラーにとって全行程が雪上、こんな経験はもちろんありません。これに近い状態は何度か経験はしておりますが九合目舎利坂より上では経験ありません。
奥様にとっては斜度が非常に辛かったようで登るにつれて弱音が・・・。
何たって回りにさえぎるものが無いから視界が凄い。
高度が上がって斜度が急になるにつれて恐怖感がどんどん増したんでしょうね~。
滑って転んだら間違いく相当下まで転げ落ちます。
アイゼンは装着してないしピッケルも持ってない。
まぁ慣れている人には大袈裟な装備かもしれませんが準備だけは必要ですね。

結局その恐怖心からから「もう行けない」。
そうなれば終了~・・・何度も登ってる山だし、無理する必要は全く無し。
なんたって今回の山行は足慣らしですからね~これで十分。
10:21Uターン地点は標高2031m、9.5合目舎利坂、ここまで標高差849m3時間36分。


この日のiPhoneアプリDIY-GPSでの記録です。


広~いスキー場ゲレンデ、シャーベット状態です。下りは早いよ~楽しいよ~でも奥様は相当遅い!


こんな元気な方もいらっしゃいました。短パンにノースリーブシャツ。凄すぎ!