焼石岳! | 満天の星空を夢見て

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高齢者の写真備忘録!

27日、天気予報は晴れマーク。
秋田・岩手の県境にあります焼石岳1548m(山頂は岩手県奥州市)に行って来ました。
今年の山行はこれで9座目です。

自宅出発が4:15。つい間までは明るかった時間も、今では真っ暗です。
秋田県側から一番近い東成瀬コースの登山口到着が5:50。

国道からそれた登山口へ続く約3kmのダート道、乗用車には慎重な運転が必要でした。
30台ほど止められる駐車場には練馬ナンバーが1台だけ。

駐車場3合目登山口から山頂までの標準時間は4時間、下りが3時間30分です。
ここでフッと思ったことが・・・駐車場の標高が930m、山頂が1548m。
標高差が618mしかないのに4時間もかかるとは・・・距離が長いということか~
地図を見ると、確かにダラダラとしたアップダウンの道なんですね~。

まぁいまさらそんな事考えてもしょうがないし、天気も良いし・・・6:10出発~。


林の中をまずは登る。それほどきつくない上りが800m。20分ほどで4合目到着です。


4合目からも同じようなちょっと歩き憎い登山道(当然ですが)テクテクと。


4合目から5合目釈迦ざんげまでも800m。時間は20分でした。
自宅に帰ってから調べて知ったんですが、5合目に向かう途中に左「釈迦ざんけ」右「まわり道」と書かれた分岐標識があります。普通一般的には「まわり道」と書いてあれば遠い道と思いますよね~しかし「まわり道」の方がアップダウンのないでちょっとだけ遠いけど楽なんですね~


5合目から6合目までは1600mで約40分。
変化もあまり無く、軽いップダウンの繰り返し。
標高も常に1050m前後、標高をまったかせがない登山道です。

ダイモンジソウかな~


焼石岳には2種類のトリカブトがありまして、これはオクトリカブトかも。


川も渡ります。増水になってると渡れない。すなわち撤退となります。


変化がないと、探しますね~そして見つけては写真撮ります。
女房が「サンショウウオ?」、そんなわけねぇだろうが!


6合目~何もありません。


6合目から7合目までは900m、30分です。
川のせせらぎ?を聞きながら、川も数回渡ってダラダラと。


7合目~ここにも何もありません。


7合目から30分、林を抜けると・・・景色だ~もうすぐ8合目だ~!
写真は三界山?だと思われます。


8合目手前にある長命水。水は豊富に持ってましたが・・・飲みます。美味かった~


安心してお飲みください。検査日:18年10月16日???。


8合目にある分岐です。7合目からここまで1300m、約45分。
空は快晴、光が眩しい~
ここから9合目までは1100m、咲き乱れている花に見とれながらキツイ坂を登ります。

ヤマハハコ、白が本当に眩しかったです。


アザミが満開。その数も凄かったが蜂のブンブンにもビックリ。


ウメバチソウ、いつ見てもどこで見ても可愛いですね~。


ハクサンフウロ。こんなに沢山のハクサンフウロは初めて見ました。


ハクサンシャジン。山頂直下のお花畑一面で咲き誇ってました。


9合目手前から・・・大好きな鳥海山。キレイですね~高いですね~。


山頂へ続く岩場を登る登山者、ここまで我が夫婦は5人に追い抜かれおります。


9合目~東焼石岳分岐があります。東焼石岳方面に下ると、そこにはお花畑もあります。
山頂まではここから700mです。が・・・ここからは藪こぎと岩場が待ってます。


山頂へ向かう途中、歩いて来た道を振り返ります。


ここに来て・・・藪こぎ、足元が全く見えません。ぬかるんでおります。


山頂~岩場で進路探すのにも苦労を重ねながら何とかたどり着きました。
標準時間よりちょっとだけオーバー、まぁ我が家にしてみれば良く頑張ったタイムです。


360度パノラマ、雲も大分上がって来ておりましたが、何とか岩手山は確認出来ました。


山頂で食事の準備していたら統制の取れた団体さん来ました。
岩手高校の山岳部なんでしょうね~山頂で学年別?に手際よく食事摂って下山して行きました。


山頂でノンビリ景色見て、いつものメニューで食事後の11時過ぎ下山開始。


来た道下ってもつまらないので9合目分岐に繋がる周回コースに向かいました。
このコースにはお花畑も多く期待でワクワク・・・


来た道下れば30分で9合目分岐でしょうけど、周回コースは1時間以上かかりました。
まぁその分お花畑も見れましたし、焼石岳も違った角度から見れたので良しです。


東焼石岳・・・と思われます。夏油温泉登山口はこの山を越えて行くとがあります。


今回の山行では新しい登山靴の試しも合ったのですが、ん~ソールも硬いし、重いし・・・
紐の結び方などなど慣れない靴のため私も女房もかなり苦労しました。

そこで疲れた足を休ませるために8合目の川で休憩。
なんとその水は冷たすぎで、ほとんど我慢比べ状態でした。


ここから登山口までは約2時間、途中から私の両膝はガクガクと言うより激痛に見舞われましたがダマシダマシで何とか下山しました。
こんなことは初めてだな~研究の余地大有り~と感じた1日でした。