行って来ました日本百名山「安達太良山」。
軟弱ヘナチョコ山のぼらーの我が夫婦はゴンドラの有る山が大好きなのです。
当初前泊(当然車中泊)も考えましたが、ゴンドラの始発が8:30ということなので、運転手にはツライ日程でしたが日帰りで行って来ました。
前泊して、下から登って帰りにゴンドラ?そんな事も頭に浮かびましたが、何せ今期お初の山行ですからね~
途中で動けなくなったら大変です。要は軟弱、根性無しなんですね~。
秋田の自宅出発3:56。途中東北道の菅生PAで休憩して安達太良山登山口到着が予定より早い7:56。
距離にして366km。4時間の運転でした。
駐車場には既に30数台。ナンバーは仙台、品川、水戸などなど。

8:10、周囲の動きに何となく焦りを感じて、準備体操もろくにせずに行くべ~・・・。

早く行ってもゴンドラ動くのは8:30からです。馬鹿ですね~。
時間があったので、レストハウスのトイレでスッキリさせていただきました。
温水シャワートイレとエントランスにあった無料の飴に感激。
乗り場前には15人ほどの登山者が、早く動け~(言ってません)と待ってました。
そんな言葉が聞こえたかどうかはわかりませんが8:25に「運行開始しま~す」の声が。

帰りは乗らないので片道900円(往復1600円)の切符購入してゴンドラへ。
4人乗りですが、空いていたので貸切です。

10分弱で高低差391m、標高1350mまで運んでくれます。
安達太良山頂の標高が1700mですから、標高差は何と何と、たったの350m。

山麓駅から数分で1322m薬師岳~。なぜか山麓駅より低い。
左のポコッとした山が安達太良山ですね!

薬師岳山頂には高村光智恵子が言った「ほんとの空」の記念碑があります。
休憩中のご年配の登山者曰く。
「今日で27回目の安達太良だけど、こんなに綺麗に見えることは滅多にない」
※この方にはあっちこっちでいろいろ教えていただきました。感謝感謝です。

雪渓~登山道では一箇所だけでした。

ほとんど景色の見えないなかをダラダラと登って「見えた~山頂だ~」。

山頂手前の広場?ここで自動シャッターで写真撮ろうと右往左往。疲れました。

山頂~何と1時間以上かかってます。
風も強いし、ここでコーヒータイム、そんな雰囲気でもないのでさっさと降りました。

山頂から見た馬の背、帰りはここを通ります。なかなか良い感じの稜線。

馬の背から振り返ると、そこには安達太良山頂、良い天気でしたね~。

左奥にボヤ~っと見えるのが磐梯山でしょう。こんど行くぞ~!
馬の背はとても風が強く、絶対飛ばされそうもない女房が「飛ばされる~」。
ここでライトシェルジャケット着用。暖か~。

沼の平、1900年の大爆発によって出来た直径1.2km深さ150mの噴火口だそうです。
風に押されて落ちたら大変。

そして分岐。標高1709mの鉄山方面に向かう人もいましたが、我々は・・・帰ります。
山野草を眺めながら~ダラダラと下ること1時間、やっとたどり着いた「くろがね小屋」。
時間は予定より大分遅れて11:30。
焦ってもしょうがないのでここでゆっくり昼食摂って、コーヒー飲んで・・・。
太陽光パネルがギッシリ、エコですね~。そんな話をしながら視界に入ったのが
何とSUZUKIの軽ジープ。
驚きましたね~標高1400m、何とここまで車で来れるんですね~凄いですね~。

小屋内部です。昼食の提供なないようです。3組の登山客がカップラーメン食べてました。

この山小屋では400円払うと温泉だ~宿泊者にはたまらんだろうな~

小屋前に源泉?がありました・・・熱かった~

小屋のシンボル「黒いかね」。沢山の方が鳴らしてましたが・・・鳴らすの忘れた。

小屋前出発が12:15。
ここからどれくらいかかるのかも全く分からず、13:30までは駐車場着くべ~!
登山道にはあっちこっちに旧道と馬車道と書かれた分岐板がありまして・・・
馬車道はくろがね小屋への荷揚用道路であり、その分くねくね距離があります。
旧道が直線的ですから早いんですね~旧道が登山気分に浸れます。
途中、薬師岳でお話したご老人とお会いしましたら
「初めて来たのだったら、あだたら渓谷自然遊歩道歩いたほうが良いよ、ここ歩かないと安達太良来た意味がない」
ではせっかくですから・・・そして・・・駐車場着いたのは何と14:08。ダラダラし過ぎです。
この後、岳温泉で汗を流して、智恵子記念館に向かう予定でしたが・・・
記念館は16:00で閉館。
ギリギリ間に合うかも!女房に言ったら、女房曰く「文学詳しくないからね~」
あっさり行かなくて良いとの返答でしたので温泉浸かって二本松ICへ向かいました。
本日の走行距離は730km、運転時間8時間。山歩きが5時間。疲れました。