オランダ絵画の黄金期
光と色にこだわりぬいた巨匠
ヨハネス・フェルメール。
現存する作品はわずか35点とも言われています。
※取材で伺い、会場内は許可を得て撮影しています。
今回大阪市立美術館の「フェルメール展」には
過去最多の6作品が集結しています。
(東京展は2月3日で終了)
今回は、
大阪展のみ展示されるフェルメール作品をご紹介します。
「恋文」
1669-1670年頃 油彩・カンヴァス
アムステルダム国立美術館
手前が薄暗く、
奥は、見えないけれどもおそらく向かって左側に窓があり
柔らかい光が差し込んでいる。
立っているのはメイド。
座っているのはこの家の女性。
2人の後ろに掛けられている絵には「海」が描かれています。
オランダや海洋国で、世界を相手に商売をしていました。
つまり、彼女の夫か恋人は海に出ている。
穏やかな海の様子から、夫か恋人は平穏無事な航海をしていると暗示なんだそうです。
会場には、17世紀オランダ絵画総数45点の作品が並びます。
是非会場で、貴重な作品の数々をご覧下さい。
音声ガイドは石原さとみさんです。
大阪市立美術館で
5月12日まで開かれていいます。