「百人一首カクテル」ってご存知ですか?
しかも今回が第二弾なんです
滋賀県大津市にある琵琶湖ホテルで来年1月4日から登場します。
淡い恋心を表現した歌や、桜や紅葉等の四季をイメージした4首をモチーフにしています
(1)からくれなゐ ¥1,600-
【歌番号17 在原業平朝臣】
「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
(神代にすら聞いたことがない。竜田川が紅葉によって水を真っ赤に染め上げているとは)
在原業平・・・825~880 平城天皇の孫。六歌仙・三十六歌仙の一人。美男で、『伊勢物語』の主人公とされています。
竜田川を赤く染める紅葉の勢いや隠された恋心を色鮮やかなフルーツの飾りで表現。
シャンパーニュに、林檎や柑橘類のピール、葡萄のジュレ、ザクロ等で紅葉の様子や着物の絞り染めを表しています。
オシャレ~
(2)山桜 ¥1,600-
【歌番号66 前大僧正行尊】
「もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし」
(山桜よ、私がお前を見て趣深く思うように、お前も私のことを愛しいと思ってくれ。私にはお前以外に知人はいないのだから。)
行尊・・・1055~1135 平安後期の僧、歌人。源基平の子。天台座主、大僧正。
修験道の修行のために山に籠もる僧が見た美しい山桜をイメージ。
桜の華やかな香りが感じられるクラフトジン(小規模メーカーによる少量生産で丁寧に作られるジン)
と桜のリキュール、グレープフルーツをシェイクしたカクテルです。
これは、色が見事・・・趣があります
(3)しのぶ恋・ひそかな恋 各¥1,400-
【歌番号40 平兼盛】
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで」
(他人には気付かれないように耐え忍んできたけれど、顔色に出てしまっているのだ。私の恋は。
「恋の物思いをしているのですか」と他人が問うほどまで。)
平兼盛・・・平安中期の歌人。三十六歌仙の1人。光孝天皇の玄孫。
【歌番号41 壬生忠見】
「恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひ初めしか」
(恋をしているという私の噂が早くも立ってしまったのだよ。他人に知られないように
思いはじめていたのに。)
壬生忠見・・・平安中期の歌人。三十六歌仙の1人。忠岑の子。
心に秘めたひそかな恋心を詠んだ2首の歌から、
アルコールとノンアルコールの、2種類の食べるカクテルが登場です。
いちごとウォッカ、リモンチェッロ(イタリアを起源とするレモンを用いたリキュール)で作るソルベ。
ノンアルコールには金環とオレンジのソルベ。
二種類どちらも、上から桃色の泡で包むことで、「隠しきれない恋心」を表現。
素敵すぎます・・・
自分の気持ちに合わせて
また、相手に伝えたい思いをこのカクテルに託して、
なんていうのも素敵
琵琶湖ホテル↓
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/restaurant_menu/hyakuninn/