先日、「ええやん!かんさい」夕刊アンバサダーのプログラムで
映画『8年越しの花嫁』の特別試写会に行ってきました。
会場はかなりにぎわってました。
女性が目立ちました!
「8年越しの花嫁」
2015年You TubeにUPされた1本の動画。
岡山のあるカップルに起きた奇跡の物語は瞬く間に話題となり
多くの人々の心を揺さぶりました。
その実話が、ついに映画化されました。
結婚を約束したカップル、尚志と麻衣。結婚式を目前にしたある日、
麻衣が病に倒れ意識不明に。300万人に1人が発症するという難病でした。
意識がいつ戻るのか、いや、このまま眠り続けるのか、それすらもわからない。
毎朝病院に通う尚志。麻衣の両親は尚志を思いやり「麻衣のことは忘れてほしい」と言うが、
尚志はあきらめず麻衣の回復を祈り続けます。
そして長い時が過ぎ、ようやく麻衣が目を覚ます。喜ぶ尚志と両親。
だが、新たな試練が2人を待ち受けていました。
主人公尚志は佐藤健さん。
自然な演技をしたいということで、撮影が行われた約1カ月間、一度も東京に戻らず、ロケ地の岡山で過ごしたそうです。
最近は激しいアクションをする役柄が定着した感がある佐藤さんですが、感情の起伏の少ない、でも、自分のことより周りのことを考える、愛情あふれる役柄にすっぽりはまり込んでいました。
麻衣は、土屋太鳳さん。
まさに体当たりの演技でした。
2時間弱の作品なのですが、あっという間でした。
というか、引き込まれ具合が半端なくて、それは試写会場全体に波及していたように思います。
ちょっとしたことで、尚志が笑うと、会場からクスクス笑いが起きる。
転ぶシーンでは、思わず助けようと手が出てしまい、周りでも同じような現象が。
コミカルなシーンでは、思わずツッコミのタイミングで大きな笑い声が(さすが関西)
私自身は、シーンに反応して体と心が反応する以外は、足を組み替えるたり、もぞもぞ体を動かしたりせず、じっと椅子に座り、スクリーンを凝視していました。
驚いたのは、EDロールが終わるまで、
ほぼ全員がその最後まで作品を見届けたことです。
途中で立ち上がる人は数人だったと思います。
夜の試写会は、作品が終わったら「早く帰ろう」という気持ちになり、EDロール中に会場を後にする人が多いのですが、この作品は、立ち去りがたい、後ろ髪をひかれるというか余韻に浸っている、そんな雰囲気が会場全体を包み込んでいたように思います。
号泣シーンは、私の場合③箇所。
ウルウルシーンは、数え切れず・・・。
作品を締めくくるのはEDロールで流れる back numberの「瞬き」
今回も、いい仕事してます。ほんとにいい曲創りはります。
見終わった後、人を大切したくなる、そんな奇跡の物語。
たくさんの「愛」が詰まっています。
映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」
12月16日公開です。