

お芝居は原作が漫画なのですね。
私は漫画は未見ですが、宝塚の生徒さん達は研究熱心なので、ビジュアル、イメージを限りなく漫画に寄せていたのだろうなぁというのは、分かる気がしました。
るろうに剣心、ポーの一族、はいからさんが通る、花より男子、なども見事な再現力でしたものね。
でも、ごめんなさい。
この作品を何故宝塚で上演しようとしたのか、がわかりませんでした💦
お話し的には面白かったですよ。
宝塚の日本物でこういったサスペンスを解いていくお話って私は初めてでしたし。
ただ、トップコンビの恋愛が全くなかったのが残念でした
→田淵先生は、(花組のアウグストゥスの時も思ったけど)トップコンビを何だと思っているのかしら
好みの問題かも知れないけれど、漫画が原作で鬼が出てくる作品ならば、私は『大江山花伝』の方が断然好きですし、この時代の話ならば、『花の業平』が見たかった。→この作品でも業平と高子のシーンが出てきただけにね。
それか、今の月組に当てたオリジナル作品が観たかったな。
柴田先生が亡くなって、上田久美子先生が宝塚を去った今、心が震える様な日本物のお芝居を観ることは出来なくなってしまったのかなぁ。残念
⬆️このポスターを観た瞬間、どんなお話かわからないけれど、今の月組で日本物のお芝居が観られる事にテンション上がってしまった私でした😅
だって、今の月組はトップコンビはお芝居、歌共に上手くて、最強の二番手がいて、脇を支えるメンバーも芝居心がある。
作品に恵まれたら、宝塚ならではの名作が生まれると思いませんか??
今回の作品は、トップコンビの恋愛が全くないのに加えて、月城さんが少年の役って、、。以下自粛。
そんな不満はあったのですが、出演者は皆素晴らしい演技でした。
若き日の菅原道真を演じた月城かなとさんは、飄々と演じている中でもトップとしての存在感を感じましたし、業平役の鳳月杏さんのプレイボーイっぷりは素敵でした♡ 高子との過去も切なかったなぁ。
昭姫を演じた海乃さんは、ヒロインではなかったけれど、生き生きと演じていて見ていて気持ちが良かったです。
それから、若き天皇役を演じたのは下級生の男役さんかと思ったら、千海華蘭さんでビックリしました 演じる役の振り幅が凄いですよね〜。
風間柚乃さんの悪役ぶりも良かった‼︎
ショーは、チョンパから始まり一気に海の世界へダイブ出来ました
幕開きのチョンパは劇場で観たら感動するでしょうね〜。
ラテンショーと聞いて、月組でラテン??って意外に思ったのですが、とても合っていましたよ‼️
私、このショー凄く好きです
月城かなとさんは、大人の色気満載でお芝居での消化不良が解消されました(笑)。
色々な方が仰ったけれど、鳳月さんとのデュエットに目が釘付けでした♡
集中して観ていたら、あっという間にフィナーレになってしまいました。
大階段で月城さんを中心にした、ベサメムーチョにテンション上がりました
その後の、鳳月さんを中心にしたシボネーの曲(曲名合ってますよね?)にのせたダンスが、カッコよくて、更にテンション上がりました
この曲大好きなのですよね〜。
残念ながら、月組は観劇予定がないのですが、生で観たかったな。
それくらい、今回のショーは良かったです
終演後、退団者の挨拶があったのですが今回は7人もいるのですね
進行役が副組長の白雪さち花さん。
そっかぁ。
るう組長さん退団するんだなって、この時に初めて実感しました。
さち花さんは、最初は緊張していた感じでしたが、滑舌も良く立派な進行でしたよ
すぐに組長さんになれるのでは??と思ったのですが、組長さんのお仕事は終演後の挨拶だけではないですものね。
専科から次期月組の組長に就任される、梨花ますみさんは適任だと思います😌
先日、天海祐希さんがトップの時の映像を見ていたら、梨花さんが出演されていて(当時から母親役だった笑)、古巣の月組に戻って来られるのだなぁと思ったら胸熱です🥲
7人のメンバーが抜けてしまうのはさみしいですが、無事に千秋楽を迎えられて、皆笑顔で卒業出来て良かったと思いました。
東京公演も完走出来るように祈っています✨