

この公演も、関係者が感染した為に公演がストップしていましたよね。
3日と4日のライブ配信は出来るのか危ぶまれていたけれど、3日の公演は中止に。その日は帝劇で収録したものを配信。
4日の大千穐楽はキャストを変えて公演し、ライブ配信も実施する事になりました。
本来ならば、4日の千尋役は上白石萌音さんだったけれど、橋本環奈さんに変更になり、3日は帝劇で収録していた上白石萌音さんの千尋バージョンを配信する事に。
(ダブルキャストの場合は好みのキャストを選んでチケットを取るので)、チケットを取っていた方は複雑だとは思うけれど、大千穐楽だけでも公演出来て良かったと思います。
私が見た配信のキャストです⬇️
<7月3日配信 帝国劇場公演収録キャスト>
千尋 上白石萌音
ハク 醍醐虎汰朗
カオナシ 菅原小春
リン・千尋の母 咲妃みゆ
釜爺 田口トモロヲ
湯婆婆・銭婆婆 朴 璐美
実は、『千と千尋の神隠し』は映画館へ観に行ったのですが、私はあまりハマりませんでした😅💦
なので、この公演はチケット取りにも参戦しなかったのですが、ジョンケアード氏の演出は大変気になっていました。→私はレ・ミゼラブルの旧演出を崇拝しているので。
今回の配信も、物語を見るというよりも、演出目的で見た感じです。
噂には聞いていたけれど、想像以上に凄かった。
映画の世界観をそのまま舞台で表現出来るなんて
映像にあまり頼る事なく、舞台ならではの魅せ方で表現するジョンケアード氏の演出は本当に好きだなぁって思った。→しつこい様ですが、レミゼの旧演出は本当に素晴らしかったのですよ。
千尋が透明になるシーンも、ハクが龍になるシーンも、湯婆婆の顔が巨大化するシーンも全てアナログで表現しているのですが、観客の想像力を掻き立てられるのですよ。
ずっとワクワクしっぱなしでした
これは舞台で生で観たかったなぁ。
再演されたら、観に行きたいと思いました‼︎
上白石萌音さんは、千尋そのものでした。
萌音ちゃんは表現力に長けていますよね。
セリフがないシーンでも表情や雰囲気で、不安な気持ちなど伝わるのです。
一度生で萌音ちゃんのお芝居観たいなぁ。
私はこの映画は2回ほどしか観たことないので、舞台でどれだけ再現されているのかわからなかったのですが、一緒に配信を見た主人は、かなりのジブリ通なんです。
主人はセリフまで覚えているのですが、セリフもほぼ同じで、映画の再現率が半端なかったと言っていました。
わたし同様、演出にも唸ってましたね。
このシーンをこういう風に演出するなんて、と。
主人が絶賛していたのは、リン役の咲妃みゆちゃん。
お芝居も上手いし、映画の再現率が凄いそうです。言い回し、ちょっとした顔の表情がアニメのリンそのものだと。
『この女優さんは誰?』
と聞かれ、
主人はいつも宝塚の事をバカにしているので、
『宝塚出身の咲妃みゆさん。』
と、ここぞとばかりに自慢げに言ってしまいました(笑)。
舞台の配信を見たら、映画も見たくなりますね。
カーテンコールで、上白石萌音さん、咲妃みゆさん、朴 璐美さんの笑顔を見たら涙が出てきてしまいました
皆さんこんなに素晴らしいお芝居をされていて、さぞや最後まで舞台に立ちたかっただろうなぁと。
でも、きっと配信を通して沢山の人に感動を届けられましたよね。
私も配信を通してカンパニーの皆様の勇姿が見られて良かったです