川霧の橋 再演 | ジュニのマイペースdiary♡

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大好きな観劇(宝塚&ミュージカル)の事をマイペースに綴っています(*'▽'*)


月組新トップコンビのプレお披露目公演で『川霧の橋』が再演されるのですね。



全国ツアーや別箱公演で柴田先生の作品が沢山再演されてきましたが、『川霧の橋』は再演しないというか、出来ないだろうと勝手に思っていました。

以前、壮一帆さんのラジオに剣幸さんが出演した時に川霧の橋の話になって。

その時に、壮さんが「川霧の橋が好きな生徒は沢山いるけど、再演を希望してもなかなか再演させて貰えない」と仰っていたのです。確かに、川霧の橋を再演するのはハードルが高そうですよね。


なので、再演すると知った時は、驚いて暫くフリーズしてしまいました😑💦


こういう名作は、再演する事で今のファンの方にも感動が受け継がれていくので、良いことだと頭ではわかっているのですが、、。


『川霧の橋』は、少女の頃大好きだった剣幸さんとこだま愛さんの退団公演で大切な私にとって宝物の様な作品です。

柴田先生が、当時の月組生にあて書きしたものです。


それが見事にピタッとハマっていたからこそ、あの感動を生み出せたのだと思います。




最後の有名な

『もう、何処へも行くな』

という名台詞。


以前、スカイステージ で北翔海莉さんがリクエストに答えて言っていたこともありましたし、このセリフが一人歩きしている感じがするのもいただけない。



長年、剣さんを応援されていた方がこう仰っていました。

柴田先生が、剣幸さんとこだま愛さんというゴールデンコンビに対して贈った、敬意あるはなむけのセリフだと。

私もそう思います。

このセリフの中に、役を超えた二人の色々な思いが全て込められているのですよね。

だからこそ、震える程感動する。



月城かなとさんは芝居心のある人なので(私は月城さんのルキーニが凄く好きでした)、素敵な幸さんになると思うのですよ。


でも、この最後のセリフを剣さん以外の人が言うのは抵抗があるのです。

本当に、心が狭くて自分がイヤになってしまうあせる



この作品を当時観ていたファンの方も、今回の再演を喜んでいる方が多いのですね。
それを知って、初演に拘っている自分に益々自己嫌悪に陥っていまう汗

観たことない方もこの作品のことは知っていて、とても喜んでいらっしゃる。
それだけ、『川霧の橋』は宝塚ファンに愛されているのだと思うと、その点は素直に嬉しいです😊


この再演を機に、スカイステージ でまた初演版を放送して欲しいと思います。

初演は本当に素晴らしかったので、多くの方に観て頂きたい。特に、当時の月組の芝居力と柴田先生の見事なあて書きを‼︎


今の宝塚も魅力がありますが、昔の宝塚も素晴らしい。両方良い所はあると思うので。


そういう意味では、再演を毛嫌いするのは良くないですよね😅💦



因みに演出はどなたかしら??って調べたら、

小柳先生なのですね、、、。
う〜ん、何か違う。


私、小柳先生の作品嫌いではないのですが、壁ドンとか、今風にキュンキュンさせる演出は上手いけれど、繊細な心の機微が描かれている柴田先生の演出ってどうなのだろう??


『霧深きエルベのほとり』を鮮やかに蘇らせた、上田久美子先生が良かったな。


・・・なんて、最後まで辛口で失礼しました🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️