ただ今絶賛上演中の『はいからさん通る』。
OGさん達も観劇されているのですね‼︎
特に、前トップコンビの明日海りおさんと仙名彩世さんが揃って観劇されたと知った時は感動しました

白城あやかさんと森奈みはるさんも観劇されて、それぞれのブログに感想がアップされましたね。
森奈さんの感想、可愛いなぁ

花組生を相性で呼んでいて。
今回はコロナの影響で楽屋に行けなかったそうですが、きっと今でも現役生と交流があるのでしょうね〜。
そして、私が大好きだった、こだま愛さんもご観劇っ❣️ なんだか感動
✨

特にコロナ禍での観劇は少なからずリスクを伴いますし、その中で観に来てくれたと思うと余計にジーンときてしまう
→立ち位置不明(笑)

でも、ブログを拝見すると、白城さん、森奈さん、こだまさんは、完全にファン目線で楽しまれたみたいでホッコリしました





自分が少女時代に見ていたスターさん達と、同じ様な気持ちで舞台を観ている、と思うと不思議な感じがします。
・・・前置きが長くなってしまいね😅💦
感想の続きです。

初演と比べるのは良くないと思うし、どっちが上手いとか言いたい訳ではないのですよ。
ただ、環役は初演の城妃美伶さんの方が華族の雰囲気が出ていて合ってたかなぁ。
音さんは、華族というより庶民的な感じがしましたし、綺麗というよりも可愛かったし。
でも、音さんは役を感覚的に演じるのではなくて、咀嚼して演じていて『自分の環はこうです‼︎』というのが伝わってくるのですよね。
自立した女性像が良く出ていたと思います。
セリフは明確に伝わるし、なんと言っても歌唱力が素晴らしい✨
二幕冒頭のソロとエトワールの歌唱は音さんで良かった。これぞ適材適所ですね。
特にエトワールでの歌い上げは圧巻でした






三年前の初演と同じ蘭丸を演じた聖乃さん。
ヘタレ感と中身の男の子の部分のバランスが、初演の時よりも絶妙になっていました。
特に、伊集院少尉に『紅緒さんの事ちゃんと守ってあげて‼︎』と言うシーン。
初演の映像では、声を張り上げて思いを伝えていたのですが、今回は抑え気味のトーンでした。
声を張り上げなくても、蘭丸の気持ちが伝わってきました。きっとこの三年間での男役の経験が生きているのでしょうね。
藤娘姿がとても綺麗でした✨
音さんと聖乃さんは、紅緒を演じた華優希さんと同期なのですよね〜。
役柄的にも演じやすかったのではないかしら。
それにしても、ついこの間宝塚歌劇が100周年を迎えたと思っていたのに、もう100期生達が活躍しているなんて。ビックリです。

伊集院伯爵夫人(美穂圭子さん)
若返った花組公演で、専科のお二人方が登場すると、物凄く安心感がありますね〜。
英真さんはプロローグの場面から伯爵そのもので、この役として生きている感じが流石だなぁと思いました。
紅緒の事が大好きなのに素直になれなくて。その感じが良く出ていました。
美穂さんは、品の良いおばあちゃんで、乙女な部分が可愛らしかったです。
美穂さんが出演するのに歌が少なくて残念
って思ったのですが、影ソロも担当されていたのですね‼︎→終演後プログラムを読んで知りました😅💦

ここから本音の話。
この伯爵夫人は初演では芽吹幸奈さんが演じていたのですが、数年の間に豊富な花娘達が退団してしまって、、。
組子で伯爵夫人を演じられる人がいなくなってしまったのですね。若手娘役はこれから育つと思いますが、今の花組にこういう役を演じられる娘役がいないのが、ちょっと心配です。
それから、幸せ一杯のデュエットダンス。
舞台で観たら、幸せな空気感が劇場中に広がっていて、より感動しました

ただ、リフトがね、、。
私が観た時、たまたまだったのかも知れないけれど、リフトされる時に、華さんがドスンって感じで乗っていたのが気になってしまいました。
私は今回のデュエットダンスは、少尉と紅緒の結婚式として観ていて、柚香光さんの事を伊集院少尉だと思っているのですが、中身は生身の女性じゃないですか。なので、もう少し柚香さんに負担にならないようにフワッと乗って欲しいな、と。
夢見心地で観ていたのが、リフトの場面だけ現実に戻ってしまいました。
・・・と、辛口の感想を書いてしまいましたが、久々に観た宝塚はやはり夢の世界でした。
観ている間は、コロナ禍での不安や息苦しさを忘れさせてくれました。
いや、それ以上に前向きなれるパワーを頂きました❣️
特に、最後の大階段でのパレード。
全員が満面の笑顔で降りて来るのを見て、幸せな気持ちになり、大泣きしてしまいました

今まで当たり前の様に見てきたけれど、宝塚のフィナーレでの人を幸せにする威力って本当に凄いっ







最後に新トップスターの柚香光さんが大きな羽根を背負って降りてきた時には、なんて神々しいのだろうって思ってまた涙

→宝塚初心者かってっ感じですねっ😅💦



終演後14時を過ぎていて、いつもならば友達とランチをして公演の感想を語り合うのですが、今回は一人で観劇。当然ランチもひとりぼっちです。
まだ飲食店へ入る勇気がないので、コンビニでコーヒーとパンを買って、日比谷公園のベンチで食べる事にしました。
観劇した日はあたたかくて良いお天気で、日比谷公園のお花を見ながら食べるランチは、とても気持ちが良かった。
心も満ち足りてポカポカとあたたかくて。
はいからさんの余韻に浸っていたら、気付いたら1時間位ボッーとしてしまいました(笑)。
でも、人生にはこういう時間も必要ですよね

観劇復帰をこの公演にして本当に良かったです


