1982年 月組 情熱のバルセロナ | ジュニのマイペースdiary♡

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大好きな観劇(宝塚&ミュージカル)の事をマイペースに綴っています(*'▽'*)


スカイステージで柴田先生の初演バージョンの作品が(私的に)絶賛放送中ですね音譜

昨日放送された『情熱のバルセロナ』を視聴しました。




上演されたのが1982年。

私が宝塚に出会う前の作品を、こうして見られるのは嬉しいです😆


主演は大地真央さん✨

この方のカリスマ性は凄いですね。
プロローグで帽子を取って袖へ投げ主題歌を歌い始めるのですが、それだけで惹きつけられてしまいました。

柴田先生の台詞はとても美しいのですが、普通の人が言うとどこかくすぐったくなってしまいますよね。

それを大地真央さんが言うと違和感がなくて、様になるのが不思議です。

作品自体は昭和の宝塚的な感じなのですが、大地さんは古い感じは全くしなくて、今の時代にも通じる素敵さがありました。

現役時代、生で拝見したなったなぁ。



相手役は黒木瞳さん。

当時研2だったのですよね〜。
綺麗で大人っぽい外見。
大地さん演じるフランシスコが一目惚れするのも納得です‼️

フランシスコが『耐えて震える睫毛〜音譜』って歌うのですが、黒木さんはその雰囲気が良く出ているなぁって思いました。


それにしても、当時の月組は芸達者な上級生が多かったのですね✨

特にリンダ役の条はるきさん。
私がおばさんになったせいかも知れないですが(笑)、ヒロインのロザリア(黒木さん)よりも、リンダに感情移入してしまいました。

貫禄あるお芝居、歌、共に素晴らしかったです✨


専科で活躍していた邦なつきさんも当時は月組生。


その下に春風ひとみさん、仁科有理さんが控えていて。

脇を固める娘役さんの豊富さが素晴らしいですね✨


大好きだったこだま愛さんに至っては、見つけられませんでしたあせる

どの場面に出演されていたのかしら??


二番手が剣幸さん。

剣さんは、私が宝塚を観た頃はもうトップスターだったので、二番手時代のお芝居は新鮮でしたお願い

二番手時代ってトップよりも、良い意味でギラギラしているのですね‼️
トップ時代よりもエネルギッシュさを感じました。

ウタコさんの恋人役が春風ひとみさんで、その設定も何だか嬉しかった。






この作品で一番印象に残ったのは、フランシスコとロザリアの目隠しラブシーンですラブラブラブラブラブラブ


フランシスコ
『ロザリア、どうしても逢いたかった、、、。』



ロザリア
『私はあの時マリア様に誓いを立てたのです。あなたがご無事なら二度とこの目はあなたのお顔を見ませんと』


フランシスコ
『それでは、僕の顔を見なければいい‼️』


・・・そこからの目隠しをしながらのラズシーンが素敵で胸が熱くなってしまいました。


情熱的だけど恥じらいと品があるラブシーン。


ミュージカルでもなく、2.5次元でもない、宝塚歌劇だから描ける独特の世界観✨


こういうラブシーン久々に見た気がします。

私は海外ミュージカルも大好きですし(アナスタシア、ロミオとジュリエット見たい‼️)、漫画が原作の花より男子もキュンとしたけれど、柴田先生の描く宝塚の世界はやはり格別だなぁと思いました。


寺田先生のメロディーも素敵ですよね。


今月は柴田作品に浸りますウインク