スカイステージで柴田先生の初演バージョンの作品が(私的に)絶賛放送中ですね

昨日放送された『情熱のバルセロナ』を視聴しました。
私が宝塚に出会う前の作品を、こうして見られるのは嬉しいです😆
主演は大地真央さん✨
この方のカリスマ性は凄いですね。
プロローグで帽子を取って袖へ投げ主題歌を歌い始めるのですが、それだけで惹きつけられてしまいました。
柴田先生の台詞はとても美しいのですが、普通の人が言うとどこかくすぐったくなってしまいますよね。
それを大地真央さんが言うと違和感がなくて、様になるのが不思議です。
作品自体は昭和の宝塚的な感じなのですが、大地さんは古い感じは全くしなくて、今の時代にも通じる素敵さがありました。
現役時代、生で拝見したなったなぁ。
相手役は黒木瞳さん。
当時研2だったのですよね〜。
綺麗で大人っぽい外見。
大地さん演じるフランシスコが一目惚れするのも納得です‼️
フランシスコが『耐えて震える睫毛〜
』って歌うのですが、黒木さんはその雰囲気が良く出ているなぁって思いました。

それにしても、当時の月組は芸達者な上級生が多かったのですね✨
特にリンダ役の条はるきさん。
私がおばさんになったせいかも知れないですが(笑)、ヒロインのロザリア(黒木さん)よりも、リンダに感情移入してしまいました。
貫禄あるお芝居、歌、共に素晴らしかったです✨
専科で活躍していた邦なつきさんも当時は月組生。
その下に春風ひとみさん、仁科有理さんが控えていて。
脇を固める娘役さんの豊富さが素晴らしいですね✨
大好きだったこだま愛さんに至っては、見つけられませんでした

どの場面に出演されていたのかしら??
二番手が剣幸さん。
剣さんは、私が宝塚を観た頃はもうトップスターだったので、二番手時代のお芝居は新鮮でした
✨

二番手時代ってトップよりも、良い意味でギラギラしているのですね‼️
トップ時代よりもエネルギッシュさを感じました。
ウタコさんの恋人役が春風ひとみさんで、その設定も何だか嬉しかった。
この作品で一番印象に残ったのは、フランシスコとロザリアの目隠しラブシーンです





フランシスコ
『ロザリア、どうしても逢いたかった、、、。』
ロザリア
『私はあの時マリア様に誓いを立てたのです。あなたがご無事なら二度とこの目はあなたのお顔を見ませんと』
フランシスコ
『それでは、僕の顔を見なければいい‼️』
・・・そこからの目隠しをしながらのラズシーンが素敵で胸が熱くなってしまいました。
情熱的だけど恥じらいと品があるラブシーン。
ミュージカルでもなく、2.5次元でもない、宝塚歌劇だから描ける独特の世界観✨
こういうラブシーン久々に見た気がします。
私は海外ミュージカルも大好きですし(アナスタシア、ロミオとジュリエット見たい‼️)、漫画が原作の花より男子もキュンとしたけれど、柴田先生の描く宝塚の世界はやはり格別だなぁと思いました。
寺田先生のメロディーも素敵ですよね。
今月は柴田作品に浸ります
