昨日は花組公演を観劇しました。
男役・明日海りおさんを生で観るのは、昨日が最後でした

私は、沢山観劇する様な熱心なファンではなかったけど、、。
自分なりにずっと応援してきたので、込み上げてくるものがありました。
まずは、お芝居。
ラストのセリフ
『夢と現実の境目は曖昧なもの』
『何が真実か、その答えはあなた次第』
このまとめ方、凄い脚本だなぁって改めて思いました→褒めてません

男役を誰よりも愛し追求してきて、お芝居が大好きだった明日海りおさんの最後の舞台なので、『川霧の橋』や『忠臣蔵』なみの感動を期待した私がいけなかったのでしょう。
このお話はお伽話。
あまり深く考えてはいけないと思い、明日海りおさんのお芝居、表情に神経を集中させました。
エリュは自分でシャーロットを探したり、自己犠牲の様な事は何もしないし、感情表現が難しい役だと思うのですが、、。
終盤にシャーロットと再会して、
『もう一度会えた』
と、言った時に、シャーロットを思う気持ちが伝わってきて、グッと来てしまいました。
明日海さんと華さんの心が通ったお芝居すごく良かったです。
そして、ハーヴィーに、
『君ならこの庭に素晴らしい花を咲かせられる』
『私はここに咲く花達を見守り続けている』
というシーン。
宝塚を去る明日海さんと花組を託される柚香さんにリンクする場面ですが、1回目に観た時よりも、二人の気持ちが伝わってきて涙が溢れてしまいました

失礼ながら、私は仙名彩世さんとのみりゆきコンビ、そして鳳月杏さんとのみりちなの並びが好きだったので、CASANOVAの時が私の中での花組の集大成でした。
なので、その時に燃え尽きてしまった感があったのですが、今回の柚香さんとのお芝居も凄く良い‼️って思いました。
二人にしかわからない気持ちや絆を感じて心に残る場面になりました。
ショー『シャルム』。
プロローグの後のシャルム様のアドリブは毎回違うらしいので楽しみにしていたらっ✨
何と、私が観た回に蘭寿とむさんがご観劇だったらしくて、シャルム様から紹介がありました







『お芝居では、トム(猫の名前)トムトムトムと申し訳ありませんでした』と、シャルム様。舞台上のカタフイル達も正座して謝ってました(笑)。
私は二階席だったので、蘭寿さんのお姿は全く見えなかったのですが、客席から、『みりお、最高っ‼️』と叫んだ声は二階席にも届きました。
その瞬間あたたかくて幸せな気持ちになって、涙が出てきてしまいました

こんな序盤から泣いてしまっては黒燕尾の場面が思いやられます😅

この花組公演期間中は、いつでも観劇出来るように、土日は全て空けていましたが、土日は全く取れなかった

唯一自力で取れたチケットが(先月分は会で取ってもらいました)昨日の分だったのですが、その一回の観劇日が蘭寿とむさんと同じ日だったなんてっ
✨✨

忘れられない最高の観劇になりました。
私はロミオからのみりおファンなのでファン歴は短いのですが、月組準トップ時代→花組へ組替え→花組トップスターになる過程を観る事が出来たので、ショーが終盤になるに連れて、色々な思いが込み上げてきました。
花組へ組替えになる事が決まってから、花組の『オーシャンズ11』を観た時の事です。
見事な花男の並びを見て、『この中にみりおちゃんが入る隙はあるかしら
⁉️』と、自分が組替えする訳ではないのに怖くなってしまった事を思い出しました。

そんな風に思った事が嘘の様に、立派な花組のトップスターになって魅力を振りまいている明日海さんを観て感無量になってしまいました。
大階段が見えたところ辺りから、急にグワッと来て涙が止まらなくなってしまった。
ブルーの衣装を着てさわやかな歌声で大階段を降りてきたのですが、トップとしての風格が体全体から滲み出ていて。
その後の芽吹幸奈さん、白姫あかりさん、乙羽映見さん、城妃美伶さんとの絡みがまた泣けますね

その後の黒燕尾はもう言葉になりません





ケ・セラは泣きすぎて視界がボヤけてしまう有様でした。
でも、フィナーレの幕が閉じた時には、哀しいとか寂しい気持ちよりも、『今まで本当にお疲れ様でした。幸せな時間をありがとうございます』という感謝の気持ちの方が大きかった。
私の観劇は終わってしまいましたが、24日の千秋楽まで大好きな男役を堪能して頂きたいです。
二回のみの観劇でしたが、劇場でサヨナラ公演を見届けられて幸せでした。
思い残すことはありませんが、千秋楽のライブビューイング当たります様に✨