花組『ポーの一族』2/17 観劇♪ | ジュニのマイペースdiary♡

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大好きな観劇(宝塚&ミュージカル)の事をマイペースに綴っています(*'▽'*)


楽しみにいていた『ポーの一族』観劇しました


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劇場には、お雛様が飾ってありました
風情があって良いですよね〜。
あと一回このお雛様を見られる予定なのですが、チケット取れていますように、、、(^人^)。


私は、宝塚で上演する事が決まってから漫画を数回読みました。

なので原作のファンだった訳ではありません。
そんな私から見た感想ですが、漫画の再現度が想像以上でした✨✨✨


エドガーもアランもメリーベルも、漫画から出て来たみたいにイメージ通り。


演出面では・・・。

漫画だと時系列がバラバラなので、最初は読み難かったのですが、何度も読んでいるうちに、バラバラであるが為にエドガーとアランは時空を超えて旅をしているのだという事がより感じられる様になりました。

今回の舞台では、ストーリーテイラー役がいて時代通りに進んで行くので分かりやすくなった反面、漫画の幻想的な独特の世界観がなくなってしまっていたのが少し残念だったかな。


とはいえ、スターシステムを取っていて、70人以上の出演者に役を与えるという宝塚での舞台化は色々制限があってきっと難しいのでしょうね。


そんな中でテンポ良く進めて原作の内容に忠実に舞台化されていたので、流石は小池先生だなぁと思いました


特にグレンスミスのお話をプロローグで再現するとは、冒頭から度肝を抜かれましたっ‼︎‼︎


気になっていたのが、仙名さんがシーラを演じる事です。

どう考えてもシーラはヒロインではありません。

実力のあるトップ娘役の仙名さんを無駄遣いしたら許さないからっむかっ(←何様)って思っていたのですが、その辺も流石は小池先生ですね。

シーラ役を膨らませていて、この作品に無くてはならない役になっていました。


トップコンビならではのお芝居が観られなかったのは残念でしたが、シーラは仙名さんで良かったと思いました


小池先生が30年前から舞台化を熱望していただけあって、色々なエピソードが短時間にギュッと積み込まれて、無駄のない意欲作だなぁと思いました。

それ故に集中して観ていたら、観劇後疲労感に襲われてしまいました(笑)。

あっ、疲労感と言っても良い意味でですよ

贅沢な物を観たなぁって感じでした。


なので、物語を追うのに一杯一杯になってしまったので、キャストの感想は次回観た時に書こうと思います




ですが、エドガー役の明日海りおさんについて少しだけ語りたいです

先行画像で観た時からビジュアルの再現度が完璧でした✨


最近、益々痩せてしまいましたよね、、、。
でも舞台で拝見したら痩せた事により、より原作のエドガーに近づいた感じがしました。

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↑流石にここまでは細くないけれど、こんな雰囲気だった。


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もしかして、エドガーを演じる為に体を絞ったのかしら??と思ってしまうほど、少女漫画に出てくる少年の体型でした。


ビジュアル面で言うと、写真を観て違和感を感じたのがブルーのカラーコンタクト。


エドガーは青い瞳が印象的なので、カラーコンタクトを使ったのだと思いますが、写真を観た限りだと作られた瞳の様に感じてしまったのです。


実際に舞台を観たら瞳に違和感は全く感じなくて、『あれ??ブルーじゃないけれど、カラーコンタクトの色変えたのたなぁ??』って思ったら、、、、。


観劇後知ったのですが、明日海さんは目が充血してしまい、カラーコンタクトを付けていなかったのですね。


正直な感想ですが、カラコン不使用の黒い瞳でも、エドガーそのものでした。


もしも、それで目を傷つけてしまったのならば、今後はカラーコンタクトを付けなくてもいいのでは、と思います。


だって、明日海さんの表情・表現力でエドガーの感情がダイレクトに伝わってきたし、本当にエドガーそのものでしたもの。


バンパネラになる前の天使の様な笑顔、メリーベルに向ける優しい笑顔、バンパネラになり初めて人を襲ってしまった自分を悍ましく感じる表情、哀しい歌声。


小池先生も

『エドガーがいた。明日海りおである』

と、プログラムに書かれていたけれど、エドガーを演じていると言うよりも、エドガーとして生きている感じがしました。


初回はエドガーに釘付けになってしまったので、次回の観劇はもっと色々なキャストにも目を向けようと思います