2回目のデスノートを観劇しました

今回は、柿澤勇人さんの月(ライト)。
浦井さんと柿澤さんの二人のライトを拝見する事が出来て良かったです。
同じ役で同じセリフを言っていても、役者さんが違うとこんなに雰囲気が変わるものなのですね〜。
浦井ライトの方が漫画に近かった様な気がします。デスノートを拾う前の『正義はどこに♪』のナンバーから既に異質な雰囲気を醸し出していて、『世の中腐ってる。世の中を変えてやる‼︎』って思っていそうな青年でした。原作のライトそのものに感じたなぁ。
柿澤ライトは、デスノートを拾う前は普通の真面目な高校生のイメージでした(私感です。)
そんな彼がデスノートを手にして狂気に満ちていく様は、なかなか見応えがありました。
リュークとの関係性も柿澤ライトとの方がフレンドリーな感じでした。
お互いを『ライちゃん』『リューちゃん』と呼び合っていて可愛かった( ´艸`)

二人の関係性が微笑ましかったです。
浦井さんは、リューク役の石井さんとは何度か共演していて普段から仲が良いため稽古場で演出家から『リュークと仲が良すぎだ』と注意されてしまったとの事。なので、敢えてフレンドリーにならない様にしたのかも知れないですね。
どちらのライトも好きです✨
デスノートは10日ぶりに観たのですが、全体的に凄く深まっていた気がします。
濱田めぐみさんの歌う『愚かな愛♪』は、前回よりもミサへの想いを強く感じて涙が出てきてしまいました。なんて言うか、無償の愛ですよね、、、

ワイルドホーン氏の壮大なメロディーを濱田さんの歌声で聞けるなんて、本当に贅沢ですよね〜。
ミサに触ろうとするリュークを叩くのも、10日前よりも思い切りが良くなった気がします(笑)。
それから、今回は刑事さん達の歌(曲名がわからない
)が心に染みました。

バイオハザードでの歌声もすばらしかったですが、安福毅さんの母親を思う歌声に感動しました。
アンサンブルの方達も実力者揃いなのでしょうね。
大阪公演での俵さんのリュークも素晴らしかったみたいですし。
アンサンブルの中に、琴音和葉さんがいたのも嬉しかったです。和音美桜さんの妹さんだけあって歌も上手いのですが、私は琴音さんのお芝居が好きでした。特に『月雲の皇子』での、皇子の母親役が本当に上手かった。また違う舞台で琴音さんのお芝居が観たいな

最後に石井一孝さんのリュークについて語りたいです

前回観た時よりも自由度が増したというか、物凄く楽しんでいる感じがしてお茶目で可愛かった( ´艸`)♡
もはや、退屈も楽しんでいる感じがしました。
粧裕ちゃんに撃たれる場面では、心臓、肝臓に続いて、盲腸まで撃たれていました(笑)。
ライト、お父さん(別所哲也さん)、リュークの三人の場面では、お父さんに「ミカン派か?」と聞いたり、ノリノリで「りんご〜♪ りんご〜♪」と歌いながら去って行ったり。
これには、柿澤ライトが堪えきれずに笑ってしまいセリフが言えなくなってしまいました(;^ω^A
すかさず別所さんが、「ライト大丈夫か??勉強のし過ぎじゃないのか??」とアドリブを入れていました。別所さんナイスフォロー(*^-^)b
石井リュークはアドリブだけではなくて、歌声も素晴らしかった✨
濱田さんもそうですが、寝ながら歌ってあの声が出るのは本当に凄いと思う。
石井さんのリュークは、よく外見が似ているって皆さん仰いますが、本当に再現度が半端ないです(笑)そして、スケールが大きいなぁと思いました。
立っているだけで圧があるというか、、。
上手く説明できないけれど、オーバーな表現をしなくても存在感が抜群なんです。
特にラストシーンのリュークの冷たさはゾクゾクしました。リュークって本当に死神なんだなぁと思った(笑)。
これは個人的な感情ですが、若手の頃はレ・ミゼのマリウスや、シンデレラの王子様等二枚目役を演じていた石井さんが、20年以上経ち死神リューク役を楽しそうに演じているのを見て、何だかウルウルしてしまいました。
益々魅力的な役者さんになったなぁと思って

そんな石井リュークを観られるのも明日(24日)で最後ですね、、、。
私は観に行けませんが、素敵な千秋楽になりますように




