帝劇で上演されている『Beautiful』観劇しました

本日のキャロルは平原綾香さん

この作品はシンガーソングライターのキャロル・キングの半生を描いたミュージカル。
でもミュージカルというよりは、キャロルがつくった曲を繋いで行くといった形式なので、昨年観た『ジャージーボーイズ』の様な感じでした。
帝劇よりも小規模なシアタークリエで上演した方がしっくりくると思うけれど、私は帝劇のB席が大好きなので(全体を見渡せる感じと値段もね
)、帝劇で良かったと思いました






まず思ったのが、出演者皆、歌が上手い‼️‼️‼️
キャロル役の平原綾香さんの歌唱力には痺れました‼️
私は平原さんの優しい歌声が好きだったのですが、あんなにパワフルな歌声を聞いたのは初めてです。
終演後 、後ろの席にいた女性達が、『平原綾香歌上手すぎてヤバイ』って言っていましたよ。
キャロルのライバル&親友役のシンシア(ソニンさん)とバリー(中川晃教さん)の歌声も素晴らしくて、、、。
何て贅沢な舞台なのっ







シンシアは、洋服がとってもお洒落でどれもソニンさんにお似合いでした。
バリーは、病気が趣味みたいな面白いキャラなのですが、中川さんが演じる事で更にプッと笑える役になっていました( ´艸`)
ああいった面白い呟きはアドリブなのかしら⁇
人間味があって、お芝居の間も絶妙‼︎
キャロルのライバルだけれど、良き親友でもある役所を、ソニンさんと中川さんは好演していました。
キャロルとシンシアとバリーで『ユーヴ・ガット・ア・フレンド♪』を歌う場面では感動して涙が出てきてしまった

そうそう。
忘れてはならないのが、アンサンブルの方達です。
キャロルがつくった曲をアンサンブルさんが主役になって歌うのですが、皆さん本当に上手くて耳福でした



そして‼︎
私の一番のお目当は、キャロルの母親役の剣幸さんです✨
歌が無いと言うことは、恋文コンサートを観に行った時に、剣さん本人が仰っていたので驚きませんでした。
でも、こんなに出番が少ないとは思わなかったです。
剣さんの出番を全部合わせても5分もなかったのではないかしら。
思っていた以上に出番は短かかったけれど、私は物凄く印象に残りましたよ。
こだま愛さんも仰っていたけれど、ピアノを弾きながらタバコを吸う仕草が本当に素敵で様になっていました





女で一つでキャロルを育てあげたのだなぁというのも伝わってきました。
キャロルが離婚した時に、『あなたには音楽があるじゃない』と言う場面は母親としての愛情を感じてジーンときたなぁ。
ここで剣さんに一曲歌って欲しかったです、、、。
剣さん最後のシーン。
キャロルのコンサートの前に、『ブラシ使うでしょ??置いておくわよ』ってキャロルに言っておきながら、自分の御髪を整えるキャロル母。
最高でした





最後のセリフもお茶目でイキイキとしていて、ウタコさんらしいなぁって思ってしまった





最高と言えば、カーテンコールです‼︎
ノリノリで踊っていて、目が釘付けになってしまいました( ´艸`)



私が剣幸さんの事を知らなかったら、『あの母親役の人、ノリノリで踊ってるけど一体何者??』って気になるだろうなぁ。
この作品は26日が千秋楽なので、もう観に行けないけれど、出来たらもう一回観たかったです




