NHK短歌の今週のお題は『別れる』でした。
この番組は日曜日の朝6時から放送していますが、最近は早く目が覚めてしまうため(笑)だいたいリアルタイムで見ています。
司会の剣幸さんが短歌を読む声が優しく温かみがあり、朝から癒されます

が。
今回は大号泣してしまいました

それは視聴者の思い出を選者である坂井先生が短歌にするコーナー。
いつもは剣幸さんが朗読するのですが、今回はゲストの星野真里さんが朗読しました。
剣幸さんのファンの方からの投稿でした。
剣幸さんの宝塚退団を知り、駅まで自転車を飛ばしてありったけの新聞を購入して、紙面を見て涙がこぼれたこと。
どんなにイヤな事があっても剣さんの舞台を見ると頑張れたこと。
退団公演の『川霧の橋』の、「もう、何処へも行くな」というラストシーンは今でも心に残っていること。
ラストはこう締め括ってありました。
投稿者の方の剣幸さんへの想いに溢れていて、感動しました。
そして自分も共感出来るところもあり、朝から涙が溢れてしまいました

星野さんの朗読もとても良く、又聞いているウタコさんの表情も優しくて、、、。
またまた、涙

私は特に、
『あのキラキラした夢の舞台で剣さんの姿を二度と拝見出来ないかと思うと切なかった。』
という部分にとても共感してしまいました。
私が初めて観たトップスターさんが剣幸さんだった事もあり、剣さんのいない月組の舞台は全く想像出来ませんでした。
これは宝塚ファンではないと分からない感覚なのかもしれませんね。
宝塚の男役さんってやはり特別なんですよね。
一生の別れではないし宝塚退団後も女優さんになるスターさんは多いですが、男役としての姿は二度と観られない事の寂しさ、切なさ、辛さ。
私はウタコさんが退団して初めて女優さんとして出演した『心を繋ぐ六ペンス』という舞台を観に行きました。
でも、女優さんとしてドレスを着ているウタコさんを当時は受け入れられなくて余計に切なくなってしまったものでした。
あれから25年が経ち、『エリザベート』のゾフィー役を拝見して、ようやく女優・剣幸さんの魅力を思い知らされました(笑)
遅すぎですよね(;^ω^A
私が大好きだった剣幸さん&こだま愛さんが退団したのは1990年12月26日。
そして、大ファンだった天海祐希さんが退団したのも、1995年の12月26日。
両日共に、辛い別れでした。
最後に坂井先生の短歌を紹介します。
素敵な歌ですよね。
坂井先生はきっと川霧の橋をご覧になったのでしょうね。
だって、幸さんは照れ隠しで川霧のせいにしそうですもん(笑)
今夜は久しぶりに『川霧の橋』を観ようかな


