引き続き『麗人コンサート』の記事です。
私が観た回は、




という4組のトップコンビが揃っていて、とっても楽しみにしていました



それぞれのトップコンビが同じ舞台の上に立っているのを拝むだけで充分に幸せだと思って参戦しました。
でも、まさかそれぞれトップコンビでデュエットを歌って下さるとはっ





二幕の幕が開いたら、舞台の上には涼風真世さんと麻乃佳世さんのツーショットですよっ







色違いの花柄の服を来て、頭には大きな花飾りを付けてお二人とも満面の笑みでした。
23年振りにこの『かなよしコンビ』を拝見して、自然に涙がこぼれてしまいました

ユーミンの『真夏の夜の夢』をテンション上げて楽しそうにデュエットしていました。
涼風真世さんと言えば、『昔妖精、今妖怪』とご自分で仰っていますが、、、。
頭に花飾りを付けて、舞台をくるくる回りジャンプしながら『真夏の夜の夢』を歌っている涼風さんは、妖精そのもの。
そして、劇場に響き渡る歌声✨
永遠の歌の妖精ですっ

妖精でありながら、麻乃佳世さんを見つめて歌っている姿は『男役・涼風真世』に戻っているし。
宝塚って凄いっ









っていうか、この妖精の様なお方が今梅田でゾフィーを演じているなんて考えられないですっ❗️
涼風真世さんって凄いっ‼️
妖精の隣で、麻乃佳世ちゃんは感極まって涙ぐんで歌っていて。
コンビって素晴らしい







そう思って興奮していたら、何とお二人が客席へ降りてきて私の目の前を通られましたっ







その瞬間は、10代の自分に戻ってしまった(笑)
良いもの観れたなぁ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
その後の竹下さんとのトークでは衣装の話をしてくれました。
お揃いの衣装は、涼風さんが博多の阪急のバーゲンで(笑)見つけたものらしいです。
色違いで白とピンクがあるそうですが、博多のお店には白しかなくて、ピンクは仙台にあるとの事。
涼風さんの親戚が(仙台にお住まいなのかな??)東京に来る用事があったので、仙台で買って東京に持ってきてくれたそうです。
花の髪飾りも150円位で涼風さんが買ってきたとのこと。
この涼風さんセレクトの衣装がお二人にピッタリで本当に可愛かったです

トークが終わり手をつないで袖に入っていく姿がパックとハーミアに見えました(〃∇〃)

そうそう。
この後に涼風さんは新曲の『空だけはそこにある』を披露したのですが、曲紹介をしたのは司会の竹下さんではなくて麻乃佳世さんでした。
憎い演出ですね(^_-)☆
涼風&麻乃コンビの後に登場したのが、私の永遠の憧れである剣幸さん&こだま愛さんの✨ウタミミコンビ✨です‼️
これは別の記事で書こうと思います

この『かなよしコンビ』からの『ウタミミコンビ』の流れは私的に神だったという事だけ書いておきます





ウタミミコンビの後に登場したのは、杜けあきさんと紫ともさんのコンビです。
杜さんが紫さんをエスコートして階段を降りてきたのですが、この時の杜さんが包容力に溢れていて笑顔が優しくて、この時点で早くも涙が溢れてしまいました

紫ともさんもとっても幸せそうな笑顔でキラキラしてしました。
以下は私の思い出話です。
興味のある方はお付き合いくださいね

紫ともさんが雪組のトップ娘に就任した事を知ったのは友達からの手紙でした。(メールやネットではなくて手紙というのが時代を感じますよね;^_^A)
『トンちゃん(紫さん)が雪組に里帰りして、カリンチョさん(杜さん)の相手役に決まったよ‼︎』
と書いてあり、それを読んで嬉しくなってワタシ泣きました

何故泣いたかと言うと、トップ娘になるとは思えなくなっていたからです。
紫ともさんは元々雪組生でした。
当時の雪組のトップ娘役は紫さんの一期上の神奈美帆さん。
神奈さんが退団した後に、紫さんが後を継いでトップ娘になるのかと思っていました。
でも、実際にトップ娘になったのは紫さんの一期下の鮎ゆうきさんでした。
紫さんは月組へ組替。
でも、当時の月組は娘役の宝庫だったんですよね。
トップ娘役はこだま愛さんで、その下に朝凪鈴さん、羽根知里さん、麻乃佳世さんらがいました。
紫さんも、新人公演でヒロインをしたり活躍したものの、こだま愛さんの後を継いでトップ娘に就任したのは、紫さんよりも4期も下の麻乃佳世さんでした。
その後、朝凪さんは結婚の為退団。
紫さんはどうするのかなぁと思ったら、脇を固める別格娘役として、若い麻乃佳世さんを支えていました。
とても頼もしい存在で、演技も上手くて、月組には無くてはならない存在だったけど、、、。
トップ娘役になるには、上手いだけではなれなくてタイミングもあるんだなぁなんて複雑な気持ちでした。
そんな時に友達から、鮎ゆうきさんが退団する事になって、後任に紫とともさんがトップ娘役として、雪組に戻る事になった、という内容の手紙が来たのです‼️
当時の雪組ファン、月組ファン、宝塚ファンの多くは、紫ともさんのトップ娘役就任を喜んだのではないかな。
勿論私もその一人です。
このコンサートで、杜さんにエスコートされて幸せそうな紫ともさんを見て、友達からの手紙を読んで泣いた事を思い出してしまいました。
この二人のデュエットがとっても素敵だったんです





ずっと見つめ合って歌っていて、歌い終わった後に杜さんが紫さんを抱きしめていて。
とっても甘くて幸せな空気に包まれていました



でも歌い終わった後で杜さんが、
『あ〜恥ずかしいっ。でも幸せだった〜
』

と仰っていて、観客を更に幸せな気持ちにしていました。
司会の竹下さん曰く、袖で見ていた下級生も泣いていたとの事。
杜さんが、
『ともちゃんは私の二番目の嫁なのよね』
と仰った時に、
『そうなんです。杜さんが招んで下さって二番目の嫁になれました』
と、紫さんが何気なく仰んですけど、これって凄い告白ではないですか??
杜けあきさんが、二番目の相手役に紫ともさんを希望して雪組に戻したという事なのっヘ(゚∀゚*)⁉️
またまた感動してしまいました。゚(T^T)゚。
宝塚のトップコンビって本当に素敵ですよね
