またまたライオンキング観劇しました

それもこれも、当時ヤングシンバだった海宝直人さんが成長してシンバ役として戻ってきたので、その姿を見たかったからです。
今回は海宝君のシンバではなかったけれど
、やはりこの作品は素晴らしいなぁと思いました


ナラ役も、谷原さんから小松さんへチェンジ。
小松さんのナラは初めて観たのですが、歌に迫力があり、自分の意志をしっかりと持っている感じが好感持てました。ただ、シャドウランドの歌い出しが不安定だったかな。
前回の、海宝シンバ&谷原ナラは歌の表現力が素晴らしくてしっとりと聞かせてくれましたが、南シンバと小松ナラはどちらかというと体育会系でした。
ナラに襲われるプンブァを、シンバが助けに来てナラと格闘するシーン。
こんなに迫力のあるシーンだったのですねっ(笑)
海宝&谷原ペアの少しお上品な感じも微笑ましかったけど、今回はナラがシンバに飛びかかる時のジャンプの高さに感動しました‼︎
同じく初めて観た南晶人さんのシンバは、とても若々しくて元気一杯で笑顔が可愛いらしかった

体型もマッチョで声量があり、ハクナマタタを歌いながら登場するシーンは、物凄く存在感があって良かったです。
このシンバ役って演じる人によって随分と印象が違いますよね。
南シンバは笑顔が人懐こくて、庶民派な感じでした。(ライオンなのに庶民派っていう表現はおかしいですよね;^_^A)
私は、海宝直人さんのシンバを立て続けに2回観たので、海宝シンバの残像が残っているためにどうしても比べてしまいました。
一番違いを感じたのは、スカーとの闘いに勝ってラフィキに王となる布を掛けてもらうシーン。
海宝シンバは目を閉じて、王となる重みや責任を噛み締めている様に見えて、厳かな雰囲気が漂っていました。
でも、南シンバはサラッと受け入れていて、まるで王となるのが自然の流れのように感じました。
同じ場面なのに、こんなにも見え方が違うのだなぁと。
どっちが正解とかはないとは思うけど、南シンバは王として目覚めた時からの演技にもう少し変化があっても良かったのではないかなぁと思いました。あくまでも私感です。
ヤングシンバの角田君。
正直に言うと、もうすぐ卒業しそうな横山君(確かもう中2なんですよね)のヤングシンバが見たかったな、と思っていました。
角田君を見るのは3回目なので、『また角田君か』と思ってしまったけど、これもご縁ですね。
3回目だと愛着を感じて、最初にムファサと一緒に出てきたシーンからとても愛おしく感じてしまいました

ハクナマタタのナンバーで舞台袖にはけるシーンなんて、もしかしてこれで角田君を見るのが最後かもって思ったらウルウルしてしまって

今回の観劇で1番感動したシーンになりました。
愛着を感じたと言ったら、スカーの野中万寿夫さん。
ハイエナダンスの時に高台でノリノリで踊っているシーンとか最高です。
ノリノリに踊っているかと思ったら、ハイエナのダンスを物凄く厳しい目でチェックしていて、(チェックというか、監視しているみたいでした)怖くてゾクっとしてしまいました。
でも、カーテンコールの時は可愛い笑顔でシンバと手を繋いでいて、色んな顔を見せてくれて流石はベテラン役者ですね‼️
そうそう。
一つ残念だった事がありました。
二幕目で、二階の前方のお子様がグズリ出してしまって、『飽きちゃったのかなぁ』なんて思いながら見ていました。
暫くして、グズリがピークを迎えてしまいました。
丁度シンバが『終わりなき夜♪』を歌っている場面です。
かなり大きな声で、
『出たいっ‼️ 出してっ‼️』
と騒ぎはじめてしまいました。多分舞台の俳優さんも聞こえる位の声だったと思います。
私は子供が飽きてしまうのは仕方がないし、子供がクズる事に腹を立ててはいません。
ただ結構前からグズリ出していたのに、なぜもっと早く親御さんが対処されなかったんだろうって思ってしまいました。
寄りによって、終わりなき夜♪を歌っている場面で騒がれてしまうと、興醒めしてしまいました





急に泣き出してしまう、とかなら仕方がないと思えるんですけどね。
その点がとっても残念だったけれど、何度観ても『ライオンキング』は素晴らしい作品だなぁと思いました。
海宝直人さん目当てで10年振りの観劇となりましたが、久々に観れて良かったし、こらからも観続けていきたいなぁと思いました


